2009.1.31
松の内もとうの昔に明け、本来であれば正月気分なんてものからはとっくのとっくに抜け出さなければいけないはずの1月も最終日。
かなり遅めの新年会がここCLUB Queで行われた。
時は2009年、場所は下北沢。禁酒法なんていう窮屈な法律は現代の日本には無いのだ。
そう、今日はDRUNK OR DIE!飲むか、死ぬか、飲むか、死ぬか!なのだ!
最強酔いどれロッキンブギ楽団、夜のストレンジャーズ企画のこのイベントも今回で6回目。
そんな今回の企画のお相手は自称海賊?クダラナの神に愛された素晴らし系楽団、ハッチハッチェルバンド!
『スウィングしてなきゃ意味が無い、スウィングしてても意味が無い!』と言い切るハッチハッチェル氏は、痛快なまでに底抜けに愉快でナンセンスだった。
バイオリンを片手にステージのみならず、フロアまでをも所狭しと踊り回る。
小気味良いMCに会場も沸く、しかしそれ以上に軽快な演奏とステージングにビールの摂取量も自然と増える。
そしていい感じに酔いの回った会場の雰囲気をビシっと締め、オーディエンスの腰を痺れさせてくれたのが今宵の主役、夜のストレンジャーズ。
掻き鳴らす音色と、みうら氏の甘いダミ声はこれでもかというほどロッケンロール!
希望に満ちたブルースが、酒にほぐされ音に酔ってゆるゆるにゆるんだ心に沁みいる。
DRUNK OR DIE、硬くなりがちな頬の筋肉をそっと緩めてくれるような、そんな夜だった。
宴も終わり下北沢の街を歩きながら思ったことが1つだけある。
今年もやはり我々には美味しいお酒とグッドミュージックが必要不可欠。それだけは間違いないと、自信を持って言おう。
[文/柚木沙織、撮影/吉川亜希]
"DRUNK OR DIE Vol.6" 夜のストレンジャーズ/ハッチハッチェルバンド
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