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Live Report ライブレポート 2009

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2009.2.1
"Lucky13初東名阪ワンマン ~let's say ‘good morning’ before saying ‘good bye’~"
Lucky13









Lucky13にとって、久しぶりのワンマン。 本来ならば、待ち遠しくこの日を迎えるはずなのだが、今回は"活動休止"という嬉しくないおまけ付の為、どれだけこの日が来なければ良いと思っただろう。SOLD OUTの会場にいる誰もが、この複雑な想いを抱いたに違いない。 軽快なギターが響く「35℃の僕ら」からスタートをした。初期の胸が高鳴るアップテンポな曲だ。「2000年の友達」「東京ライフ」などお馴染みのナンバーから、「改札口の恋」「グレートエスケープ」などの久々のナンバー、ライブで初お披露目の「一千光年」など、ほぼ彼らの全曲が、約3時間半の間に網羅された。途中で、unlucky13というG.栄次郎&B.千葉&Dr.井上3人のお楽しみインストユニットが、空気を変えて盛上げてくれた。ずっとしんみりしているわけにもいかないしね。そんな中でも、彼らの活動休止が告げられた後に出来た新曲達は、音源化されないコトが勿体無いほどの出来なのだな。 話変わって。Mr.Lucky13とも言える、G.の栄次郎が、命を削るように、愛おしそうに涙に濡れてギターを弾く姿は、今も脳裏に焼きついて離れない。栄次郎、最後には、泣きすぎて涙が枯れたらしいですからね(笑)。Vo.&G.ソングライター中瀬の等身大の楽曲もさることながら、彼のパフォーマンスは、Luckyの重要な要素なんだ。鳴り止まないアンコールに応えて、「解散するまで演奏しない」と豪語していた初期衝動の塊のような「クリーム」が奏でられた。中瀬の口から何度も出た「最後」という言葉を、よりぐっと引き寄せられた気がして、胸が詰まった。彼らのラストナンバーは、「大きすぎない歌」。中瀬が「この歌を残せた事が僕の誇り」と語るぐらい、彼らの想いがぎゅっと詰まった唄。"僕の革命はどう?"彼らの音楽は、ずっと私達の心に鳴り続けるから…と、止まらない涙と共に強く想ったのです。Lucky13は、永遠に不滅です!!だから、いつの日かまた会おう…ねっ。
[文/だるまっち、撮影/松本順子]
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