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Live Report ライブレポート 2009

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2009.4.12
"ハックルベリーフィン presents 「草加印 其ノ拾四」"
ハックルベリーフィン/HARCO

ハックルベリーフィン
HARCO
2000年から始まったハックルベリーフィンの草加印も、ついに14回目。約1年半振りの今回、ゲストに迎えたのはHARCO。  美しいピアノの旋律と滋味溢れる声が、ドラマティックな春の訪れを告げるよう。バンド編成の今夜は季節を彩るようなサウンドとグルーヴで、ゆらゆら揺れるフロアにも柔らかな色を付ける。草加印定番企画、ゲストとハックルのカバー対決であえてこれをとセレクトしたのは「プリムラ」ボサノバアレンジでお洒落ムードな懐かしい一曲に、リスナーも拍手喝采。  エコと音楽のイベントを行うなど、地球に優しいミュージシャンHARCOのライブは人にも優しい。あの有名俳優も支えたという「世界でいちばん頑張ってる君に」を筆頭に、新生活や季節の変わり目に疲れていた心がふっと軽くなった人も多いはずだ。  続いて登場したのはオーガナイザー・ハックルベリーフィン。HARCOとはまた対照的な草加印の青春ロックでステージもフロアもテンションブチ上がり。カバー対決ではNight Hikeを。別の曲も織り混ぜつつ、ギターサウンド全開のシンプルなアレンジ。アンコールではHARCOも参加して「僕らのしるし」を披露した。  余計な飾りも繕う事もない等身大で10年。でこぼこのカントリーロードを歌いながら歩いてきた3人に、力づけられ一緒に歩いてきた人も、今日初めて出逢った人も、夏草の匂い薫る頃のワンマンに期待を膨らませたことだろう。
[文/伊藤ひとみ、撮影/missa]
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