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Live Report ライブレポート 2009

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2009.4.21
"CLUB Que 15th ANNIVERSARY -SEASON 1- vol.7
Apollo project 15"
オトナモード/e-sound speaker

オトナモード
e-sound speaker
夕方から強くなりだした雨。厚い雲に覆われた空を見ていると次第に心が沈む。しかしそんな憂さを今日の主役達が晴らしてくれた。まずは先攻のe-sound speaker。幻想的なSEからスルーッと入った「オレンジ」で、すっかり心の雨音は消え去った。「room」「そして、一瞬の光」といった清々しいメロディと骨太なリズム隊が交差するナンバーを披露。ラストはライブ会場限定CDに入っている「あたらしいうた」を演奏し、さわやかな余韻を残しつつステージを後にした。続いてはオトナモードの登場。メンバー個々の音、そして高橋(Vo.Ag)のひたむきなヴォーカルが重なり合い、独自の空間を創造する。「さよならはさよなら」や「トビラ」などは日常的でリアリティのある歌詞だが、5種の楽器が壮大なサウンドを生み出しているので、曲の展開が実にドラマティックである。「メジャーに行ってもできるだけセルフにこだわりたい。」という彼らは、レコーディングも手作りを心がけているとのこと。アンコールでは「Queのために歌います」と「花束」を披露。外の悪天候はどうあれ、この空間には澄み切った青空が広がっていたことは間違いない。
[文/工藤涼子、撮影/小川舞]
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