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Live Report ライブレポート 2009

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2009.5.23
"Only Feedback/tokyo feedback renaissance"
cruyff in the bedroom/死んだ僕の彼女/sugardrop/PLASTIC GIRL IN CLOSET

cruyff in the bedroom

死んだ僕の彼女

sugardrop

PLASTIC GIRL IN CLOSET

日本のシューゲイザーシーンを牽引するレーベルOnly Feedback Recordが主催するイベント。 レーベルの主宰はイベントのトリを飾るcruyff in the bedroomのハタユウスケ氏であり、氏のアンテナを震わす若手3組との競演となった。 トップはsugardrop。男性Vo./Gu.と女性Ba.と男性Dr.による3ピースバンド。清涼感のあるヴォーカルが印象的だった。 続くはPLASTIC GIRL IN CLOSET。こちらも男性Vo./Gu.と女性Ba.と男性Dr.という3ピースバンド。 この編成というとCONDOR44を思い出す。Only Feedback Recordから先ごろリリースされたジャパニーズ・シューゲイザー・コンピアルバムの決定版といわれる「Total Feedback」にCONDOR44も参加しているという事は、最近の流れなのだろうか? 続くは死んだ僕の彼女。強烈なバンド名は、自信の現われか決意表明か。観る方の期待は想像と共に膨らむわけで、名前に負けられないという足かせ的な試練が必然的に生まれているはず。 男女のツインヴォーカルのユニゾンが心地よく響き、鎮魂歌というよりはもっと魂のこもった旋律を奏でていた。 そして最後に登場したのが、キング・オブ・ジャパニーズ・シューゲイザー、cruyff in the bedroom。 ピーンと張り詰めた水面が弾けるような、息を呑む瞬間。静寂と爆発が宇宙を映す。覚悟や信念に裏打ちされたロックは、こんなにも壮大な世界を創作出来るのかと思わせてくれた。
[文/CLUB Que、撮影/サヤカ]
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