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Live Report ライブレポート 2009

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2009.6.25
"APOLLO15 PROJECT vol.25"
cruyff in the bedroom/wash?
opening guest> the butterfly nine cord

cruyff in the bedroom
wash?
the butterfly nine cord
15周年イベント"Apollo project" -SEASON2- "も終盤戦。オープニングを務めるのは、the butterfly nine cord 鮮明な赤に照らし出され壮大なサウンドを響き渡らせてゆく。「slowly」そしてラストには深海をイメージさせる楽曲「storyteller」を。全5曲で良い流れを構築した。続いてCLUB Queの歴史に敬意を表してステージに立つwash?は「3years」から幕開け。奥底から熱く込み上げてくるサウンド。掻き鳴らされるギター、奥村氏の歌い叫ぶ様。何年振りかに演奏したという「ライン」は熱い魂が籠っていた。MCでは中盤から終盤へ向かうにつれ骨太で存在感を増すステージと沸き上がるフロアの一体感も頂点へ。そこでトリを飾るのは聴いた者の心を掴んで離さない、キャリア今年11年目のcruyff in the bedroom が登場。一音を放った瞬間、そこには彼等独自の世界観が広がり始めフロアを包み込んでゆく。いつも以上にキラキラと輝きを放つメンバーの姿が印象的だ。圧倒的なサウンドで魅了し、フロアには溢れる眩しい笑顔。ガンバ大阪が負けた事を引きずるハタユウスケ氏のMCを挟み、ギターの音色が印象的な新曲披露、そして「rakuen」と続け更に揺れるフロアの温度は上昇し続けラストまで。アンコールでは「凄く大事な、大好きなライヴハウスです」と綴り、1番最初にライブを演った時の楽曲を披露。クライフの歴史、歩み、ずっと"音楽"を続けてゆく事の意。胸が震える"音楽"を創り続ける彼等。CLUB Queはもちろん出演バンド全て、これからも末永く"音楽"を届けて欲しいと心から願う素晴らしい夜だった。
[文/清水瑠里子、撮影/高田梓]
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