|
2009.7.14
夏ノ陣、2日目の夜はTOMOVSKYvsウラニーノ。先発のウラニーノは、オープニングでピストン大橋&メンバーでヲタ芸を披露。初めましてのお客さんがどんなにドン引きでも、この催しはどんどんパワーアップしていく。始まりはこんなんでも、彼らはいたって真面目に音楽と向き合っている人たち。メジャーデビューしても変わらない等身大の歌で共感を得る。気づけば好きになっている、ウラニーノはそんなバンドなのだ。後発、大将、トリ、2バンだから、そのすべてを努めるのは、うたう43歳エヴリデイ・マイペースなTOMOVSKY。TOMOVSKYのカッコつけない、正直な歌を聴いていると、「あ、自分もこのままでいいんだ」と思えてくる。本編最後の"ワルクナイヨワクナイ"をやるころには、すっかり会場中の人をトモフ・ワールドの住人にしてしまった。不思議で素敵なTOMOVSKY、何歳になっても「うたう××歳」でいて欲しい。ふわっとした空気感なのに、人をグッと惹きつける。歳もキャリアも違う2アーティストに、こんな共通点を見つけた。"CLUB Que 夏ノ陣 21 「VS シリーズ」" TOMOVSKY／ウラニーノ
[文/輪千希美、撮影/サヤカ] ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
|
||||||||
