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Live Report ライブレポート 2009

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2009.11.6
"tokyo pinsalocks 「Travelling Spoon」 release tour FINAL"
tokyo pinsalocks -oneman-
guest musician> 三浦俊一(ケラ&ザ・シンセサイザーズ)
opening guest> HONDALADY

tokyo pinsalocksはVo.ナオコ、B.ヒサヨ、Dr.レイコの3人からなるガールズバンドで、それぞれが強い個性を持ちながらも上手い具合に影響しあい一種独特の雰囲気を醸し出しているバンドだ。「ファイナルを迎えるなら絶対にCLUB Queで!」とメンバーの強い希望で実現したリリースツアーのファイナルワンマンは『サロン・ド・トーキョー』でスタートした。後方のスクリーンにVJ丸橋圭太郎氏によるカラフルな幾何学模様が映し出される中で『マネキン』『レム睡眠』など次々と曲を披露。ビシビシと伝わってくる強いキャラクター性と不思議な世界観がとても面白く感じられた。Vo.ナオコによる曲紹介は、必ずその詩を書いた時の状況や気持ちなどもきちんと観客に伝えるようにしていて、『capsule』や『バスルーム』など身近に起きた出来事や生活の中で感じたことがきっかけとなっているものも多いようだ。しかもどの歌詞もシンプルでフレーズが耳の中に残り、自然と口ずさんでしまうのも魅力的。中盤ではプロデューサーの三浦俊一氏(ケラ&シンセサイザーズ)を迎え『Travelling Spoon』などを演奏し、新アルバム制作時の苦労話などで会場を盛り上げた。アンコールでは一押しの新曲『マネキン』が再度演奏され、鳴り止まない拍手の中でライブは終了となった。さらに最後にはメンバーの活き活きとした笑顔と感謝の言葉に見送られながら、観客全員が会場を後にした。
[文/松下恵子、撮影/CLUB Que]
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