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Live Report ライブレポート 2009

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2009.12.29
"9mm Parabellum Bullet presents カオスの百年 Vol.6"
9mm Parabellum Bullet/GO!GO!7188

9mm Parabellum Bullet
GO!GO!7188
2009年最後に「9」が付く日にちなみ、9mm Parabellum Bullet(以下9mm)主催イベント『カオスの百年』12月29日堂々の開催。会場にQue(キュー)を選ぶという抜かりのなさ。やってくれるぜ。チケットはソールドアウト。即席でステージ前方に設けられた1mばかしの柵や、Tシャツにタオル姿の若人たちの熱気で、開場時より立ちこめる高揚感。3ピースロックバンド、GO!GO!7188がステージに登場するや否や、押し迫る観客。演奏が始まれば、さながら会場丸ごと大型フェスのモッシュゾーン。ベース・ユッコに「イケメンと対バンなのでちょっとぶりっこしてます」なんてなじられ「いつも通りだよ」と返すアッコの茶目っ気、それとは別人のような繊細で妖艶でこぶしの効いたボーカル力、独自の和テイストなメロディライン、パワフルで屈強なドラム、オーディエンスを沸かせるユウの巧みなトーク力。その全てに、10年選手の貫禄を見たり。負けじと企画者9mmが応戦。先ほど同様、メンバーが現れた途端に鳴り響く、割れんばかりの歓声と、夥しい数の拳。一分の隙もなく繰り出される音の銃弾戦にフロア中が狂喜乱舞。来年発売のアルバムに収録されるであろう新曲を3曲立て続けに披露。「Supernova」ではモッシュ&ダイヴの嵐。Queのカバーナイトに託けてTHE YELLOW MONKEYトリビュート盤にも収録されている「TVのシンガー」を披露する心憎い演出もあり。本編、アンコールが終わり、客電が煌々と点灯してもなお、数分間鳴り止まなかったアンコールに、9mmとファンの絆の深さを見たり。
[文/宮本貴子、撮影/サヤカ]
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