2010.1.22
SUPER BEAVERが本当に好きなバンドだけを呼んで開催するイベント企画『スーパーフィーバー』の第5弾。一番手は、3月のツアーでも彼らと一緒だというFOX LOCO PHANTOM。5人が登場するやいなや、めくるめくギターサウンドが炸裂し、熱いビートを響かせる。自由奔放なパフォーマンスと熱量の高いステージによって、アッという間に会場をあたためてくれた。続いて登場したのは、SPANK PAGE。時にギターを時にキーボードを弾きながら歌う、ボーカル・仲手川が放つ独特のオーラにどんどん引き込まれていく。その透き通ったボーカルとデリケートな佇まい、叙情的なメロディで織り成すドラマチックなサウンドで、見事な世界観を魅せてくれた。トリは、企画主催者となるSUPER BEAVER。20代前半とは思えないほど力強く安定感のあるボーカルとサウンド。アッパーなナンバーからスケール感のあるバラードまで表情豊かな楽曲を展開する。ボーカルだけでなくメンバーそれぞれも歌を口ずさみながらプレイする姿に、バンドの強い結束力が垣間見える。本編を終え、ファンからのアンコールに応えて颯爽と再登場し、最後までパワフルなステージを披露。三者三様にカラーの違うステージは観応えがあり、楽しい時を刻んでくれた。"スーパーフィーバー vol.5" SUPER BEAVER/SPANK PAGE/FOX LOCO PHANTOM
[文/草枕英里、撮影/鈴木恵] ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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