2010.1.28
今夜の会場内は外国のような雰囲気が漂っている。例えるなら、アルゼンチン、ブエノスアイレスのバーにいるような感覚に近い。DJによる心地よいスパニッシュ音楽に聴き入る人々、久しぶりの再会に歓喜しあう人々、この雑多な空気感を味わうことがCLUB Queに来るもう一つの楽しみでもある。客電が落ち、一筋の光の下でTHE ZOOT16、渡辺俊美が一本のギターとともに『ロマンチック』を歌う。自分の知るTOKYO No.1 SOULSETのイメージとまったく違うその姿が、新鮮で印象的で兎に角かっこいい。新アルバムに収録の『ヒズミカル』『さよならバルセロナ』だけでなくソウルセットの『Key Word』なども披露され、大いに盛り上がった。「好きなことを続けるのは大変なんです。」と、はにかみながら恥ずかしそうに語る渡辺を、家族や友人、ファンなど大勢の人々が温かく見守るライブ。見ている自分が嬉しくて暖かい気持ちになった。"THE ZOOT16 NEW ALBUM 「ヒズミカル」 リリースパーティー" THE ZOOT16 G・B VERSION/ THE ZOOT16 “ヒズミカル” SPECIAL DJ・SET [Yoshitaka Toya(Sax),Yuji Matsumura(Tp), Tadashi Tomimura(Perc/SLY MONGOOSE), Kaz Sudo(DJ/Caribbean Dandy,ZOOT-SS)] DJ> SHOJI(LONDON NITE)/Ryoh a.k.a pachucabras [文/松下恵子、撮影/祖父江綾子] ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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