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Live Report ライブレポート 2010

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2010.4.18
"バグダットカフェとエースカフェとインターネットカフェ"
FURS/キノコホテル/the ARROWS

FURS

キノコホテル

the ARROWS

今日のキーワードは「色気」。3者3様にまったく異なるアプローチですが、R25には分かる大人の香りが漂います。 会場を一瞬にしてダンスフロアーに変えたのはthe ARROWS。最近まで一時期活動休止しており久々の登場。ドラムセットが電子ドラムに変更されており、新生the ARROWSを強く意識させます。少し機械的になるのかと思いきや、そこは人間力が余りある人たちですので、ご心配なく。隠し切れない人間の機微がにじみ出てます。トビっきりのダンスビートにもメロウなミディアムナンバーにも、すごく日本的で歌謡的な哀愁を感じる名曲の数々。それがvo.竜二の求愛ダンスと相り、より一層踊りだすフェロモンビートにみんなイ・チ・コ・ロ、かは分かりませんが、さすがのライブでした。 続くはキノコホテル。ハレンチエレガントを標榜する彼女らだけに、妖艶な色気が漂います。GS的なビジュアルアプローチですが、音は至って硬派というか正統派。ライブハウス界隈や巷でも存在が急上昇中ですが、話題性だけでなく完全無欠のライブバンドです。会場で観たら印象が変わりますよ! 色気の部分は語らずとも・・ですね。支配人マリアンヌ東雲様の前ではすべての男が言いつけを待つ犬になるのです(笑) 色々と謎が多いところも彼女達の魅力の1つですね。 最後はFURS。骨太と繊細という両極を併せ持つ希有なロックバンドです。メロディー、リズム、アレンジ、どれをとっても飽きさせません。完成度の高いロックにポップスを織り交ぜて、スピード感や重厚感と共に喜怒哀楽を感じさせる楽曲の振り幅も多彩です。vo.Naoは選ばれて生まれた人だけが持つ色気をまとい、どこか中性的ですが誰よりも男の芯を持つ人です。 今日の3組は、どんなシチュエーションでも自分らのライブが出来る生粋のライブバンドということを、強く印象付けてくれました。
[文・撮影/CLUB Que]
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