2010.6.20
今夜のVASALLO CRAB 75の10周年記念コンサートはお祝いムード一杯の中始まった。
一番手のPLECTRUMはツインG.Vo.でサラサラヘヤーの泰介とふわふわアフロの彰が「Before Sunrise」からジャジー感溢れる曲を歌う。メンバーと出会った頃の曲も二人のハーモニーが美しい。行き先の見えない不安を描いた曲やラブソングには繊細さが。「今のは12年前のアルバムからだからVASALLOより2年は勝ったな(笑)」皆の前で歌えたら死んでもいいと言う曲は我々に対する究極のラブコールだ!CONDOR44はBa.Vo.ちかこの透明感溢れる美しい歌声から始まりGt.Vo.佐々木がそれをなぞる。ギターの細やかな音からDr.山田と共に力強く加速したり、つま弾くサウンドが徐々にうねりをあげ我々を波に飲み込んでいく。「可愛いい弟分で泣き虫だったイッセイ君が(笑)」と。ピアノ音に激しいドラミングもあり嵐のように終わる。今夜の主役VASALLO CRAB 75はショー的要素たっぷりでG.Vo.Kudoがキラキラネット付きの黒い帽子で登場し、レーザー光線のような照明も雰囲気を盛り上げる。最初のゲストにはPLECTRUMの泰介を迎えた。新曲も披露しバイオリンの音色がどこか交響曲にも聞こえる。次のゲストCONDOR44の佐々木はサングラスに蝶ネクタイで参加し、雲の上から見ている感じの「cloud」は柔らかだが熱い曲である。リズミカルなものやブルース調とメンバー全員が多才。アンコールでは感謝の言葉と「Today is Tomorrow」で幕を閉じた。クオリティーの高いバンドばかりで聞き応えのあるライブであった。"VASALLO CRAB 75 ☆10th anniversary☆" VASALLO CRAB 75/CONDOR44/PLECTRUM
[文/STILL、撮影/祖父江綾子] ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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