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Live Report ライブレポート 2010

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2010.7.21
"【夏ノ陣 "VS series"】"
THE NEATBEATS vs キノコホテル

THE NEATBEATS
キノコホテル
男と女の魅力勝負といってもいいこの日は、キノコホテルとTHE NEATBEATSの組合せ。ショートカットでメンバー4人おそろいの衣装を来て、不思議な色気をかもし出すキノコホテルがトップバッター。楽器隊の3人が先にステージに登場。そして、ドラムのリズムに合わせてベースとギターが演奏し、遅れて客席を誘惑するかのような動きでマリアンヌ東雲(Vo/Or.)が中央へ。グループサウンド、ガレージな曲調で客席を揺らす。「女性うけが悪いんだよね」と、マリアンヌ。そういえば男性の比率が多いような。見た目的な先入観からなのだろうか。いや、ライブをぜひ見てほしい。ボーカルの甘く芯のある声に、ドラム、ベースの繰り出すグルーブに、ギターとオルガンがファンクな演奏で見せ付け、彼女たちの世界観にどっぷり浸ってしまう。そして、THE NEATBEATS。おなじみのスーツ姿の男4人が登場。ボーカルの勢いある掛声で、 乗りのりのロックナンバーをたたみ掛ける。お客さんのボルテージも上がり、バンドに呼応する。とにかく熱い。軽快なリズムでステージを縦横無尽に動きまくる。MCが入ると、ボーカルを筆頭に、もうそこからメンバーをからめたコントが始まったかのように、ホールは笑いの渦。もう、どこも聴き落とすことのできない、ここまで人を楽しませてくれるバンドはいないのではないだろうか。終盤には照明が落ちて暗闇の中での演奏というハプニングもあったが、動じることなく難なくこなすTHE NEATBEATS。彼らのすごさに驚愕するばかりだった。この日のQueは、外の暑さに負けない熱量を持っていただろう。
[文/原田淳一、撮影/矢口美幸]
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