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2010.7.26
それぞれの個性がぶつかり合った今夜の組み合わせは、最初にオワリカラが登場。キーボードを中心に周りを取り囲む形の５名の立ち位置が新鮮だ。それぞれが別の方向を向きながらも、奏でる音は完璧に合っているのが凄い。『ビィヒアナウ』『ロックンロール前夜』『ドア』など、独特のリズム感と個々の研ぎすまされた技術に圧倒された。続いてmonokuroが登場。観客との一体感が印象的なバンドだ。『Acoustic』『Hard Rock, Hearf Rock』『C'mon』などを披露し、会場に爽やかな空気を吹き込んだ。最後に八十八ヶ所巡礼。バンド名もさることながら、その風貌からも特異な個性が伝わってくる。ただし彼ら曰く八十八ヶ所巡礼はあくまで「親孝行バンド」なのだそうだ。『日本』『八十八発』などマーガレット廣井の歌声と唸り声に圧倒されるが、時折MCの発言で垣間見せるかわいらしさとのギャップも面白い。次々と立て続けに演奏していく様もかっこよく、特にメンバー全員が全力で演奏する『八十八銀行』のラストが圧巻だった。"【夏ノ陣 ”3BANDS series”】" 八十八ケ所巡礼／monokuro／オワリカラ
［文/松下恵子、撮影/多田優美子］ ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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