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2010.9.30
CLUB Queの16周年を彩る豪華な面々が連日出演している「Sweet little sixteen」。Queの誕生日＝10月1日の前夜、プレ・バースデーとなるこの日、個性バツグンの３バンドが集合した。まず、トップ・バッターは、青空ドライブ。メロディアスで爽やかなポップチューンを次々と披露していく。「今日はQue16周年ということで、イベントに呼んでいただいてありがとうございます！ 16周年、人間で言うと16歳。アルパカで言ったら、結構いい年です（笑）」と、イクラ（vo&g）のMCで会場が沸く。外は雨だったが、フロアではまるで青空の下にいるような、爽快さを届けてくれたライブだった。続いて、初ライブがQueだったという、ARUYOが登場。のっけからギャグを飛ばす池田アルヨ（key）のペースにグイグイと引き込まれていくオーディエンス。う～ん、池ちゃん最高。辻アルヨ（vo）のキャンディボイスに永友アルヨ（vo&g）の力強い歌声が絶妙なバランスで、笑いの絶えないMCやユニークな歌詞とは裏腹に、優れた演奏力でアッという間に会場を一体にさせる手腕はさすが。「ネギー！」と、ネギでコール＆レスポンスをするARUYOは、笑撃的だった。トリは、ビアンコネロ。情熱的でアッパーなナンバーから切ないバラードまで多彩な楽曲を披露し、フロアは熱気ムンムン。３人が織り成す見事なハーモニーに聴き入ったり、軽快なトークや「なんちゃったってアイドル」で魅せる徹底したコミカルさを楽しんだりと、その豊かな表現力に感心。カラフルなステージでオーディエンスを魅了し、アンコールまでを一気に駆け抜けた。カラーの違う3組が、それぞれのパワーを見せつけた夜だった。ARUYO／ビアンコネロ／青空ドライブ
［文/草枕英里、撮影/多田優美子］ ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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