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Live Report ライブレポート 2010

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2010.11.5
"AOSCショービジネス -Take1- 音楽狂騒劇【ワンマンライブ争奪戦!】"
秋吉オサムと砂時計カンパニーズ/青江好祐と女たち/RiceRiot

秋吉オサムと砂時計カンパニーズ
青江好祐と女たち
RiceRiot
3組それぞれがワンマンを行う為に集まったが、まさかのトリプルブッキング。それならば、じゃんけんで出順を決めよう!という寸劇からイベントはスタート。客席からは笑いが零れる。最初に登場は青江好祐と女たち。青江好祐(vo/gt)の周りを女性6人が囲む。ポップな曲と独特な高音を持つボーカル。それに華やかなコーラスが重なる。半ばではワンマンの為に用意したと荒井由美の『卒業写真』をカバー。しっとりと歌い上げる。『アニバーサリー』では、日常の会話を歌うその歌詞に、観客はじっと耳を傾けていた。続いてはRice Riot。転換からジャグリングやダンスで客席を賑わす。サーカスという表現がぴったりだ。『ボールは友達』では、実際に客席にボールが飛び交うという光景も。観客が参加するライブ。そして彼らも荒井由美の『卒業写真』をカバー。これは偶然?客席も不思議そうな表情を浮かべる。ラストの『スターマイン』では掛け合いで盛り上がり、会場に拍手という花火を咲かせた。トリで登場は仕掛け人のAOSC(秋吉オサムと砂時計カンパニーズ)。映像あり、寸劇ありのまるでおもちゃ箱みたいなバンド。1曲目『ゴー!ニンニン!』から観客は一緒に踊る。一瞬にして会場がAOSCの色に染まった。途中では青江好祐とRiceRiotクマ(Vo/Key)を迎え、尾崎豊の『卒業』を。流れからして当然『卒業写真』をカバーすると思っていた2人は大慌て。でも最後は皆で仲良く合唱―全てが必然のシナリオだったのだ。その後演奏された『ハイホー』での観客の笑顔が、このイベントの面白さと成功を物語っていた。
[文/SWADA、撮影/CLUB Que]
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