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2011.4.29
震災の影響で振替公演となったこの日。無事に開催されて安堵し喜んだ人が多かったに違いない。注目は何といっても、BANQUE ROBBERS（初期THE COLTS）。そして現THE COLTSとの共演だろう。フロア内は満員で熱気とタバコの煙で充満。今ではあまり見られない、これが本当のライブハウスといった感じを受ける。結成20周年記念ということで、初期のメンバーが集結。またとないこの日に、多くのファンと仲間が集まってきているのだ。まずはトップバターとして、THE FACEが登場。フロアからは野太い声でメンバーの名前が飛び交う。「くろい鳥」からスタートし、新曲も絡めてのステージ。気が付くとあっという間に時間が流れ、初期THE COLTSにバトンが渡される。入れ替えの準備が終了し、フロアの照明が落とされてSEが流れ始めた途端に、人の波が前に流れ、大歓声が巻き起こる。ヤバイ、カッコいいとあたりから声が飛び交う。パンクテイストなノリでフロアを熱くさせる。初期からのファンにとってはたまらない1日だ。そしてTHE COLTS！もうフロアはさっきよりも一段とすごいことに。スカパンク色が強く感じられ、ノリもヒートアップ。ここにいる全員が楽しんでいるのがすごく伝わり、初めて観にきた人、数十年ぶりに観に来た人、もうそんなのは関係なく一つにまとめるロックンロール。音楽には時代の垣根を取り払ってくれるチカラがあるのだ。こうも人を熱くさせてくれるバンドは数少ないだろう。是非、次はボーダーの囚人服姿を披露してもらいたい。"B.A.D RECORDS UNITED PRESENTS THE COLTS 20th ANNIVERSARY SPECIAL ～It'S ONLY ENTERTAINMENT!～" THE COLTS
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