|
2011.7.24
夏ノ陣では唯一の女性ボーカル同士の組み合わせとなった、フーバーオーバーとnoodles。まず先攻はフーバーオーバー。紅一点の岩沢正美（Vo,Gu)を含め全員スーツを着ての登場。ポップな曲調の中にも、ちょっとしたひねりを入れて印象に残ってしまうメロディは正にフーバーオーバーならではのロックの世界。3曲目の「炭酸水」や最後の曲「ニトログリセリン」で見せた、お茶目な感じを出すところも彼女らしいところ。その場にいると、違う空間に引き込まれていくような魅力的な声とサウンドにはホールも一体となって楽しさを共有している。13曲はどの演奏だったのだが、1時間が過ぎたとは思えないほど充実したひととき。そして後攻のnoodles。「Electric The Sun」で始まり、フーバーオーバーとはまた違った魅力でホールをうならせる。3ピースということもあって、音数が多くも少なくもなく、すんなりと気持ちのいい形で耳に入り込んでくる。切なさを感じさせ、ギュッと凝縮された彼女たちの音楽に酔いしれる。余談ではあるが、Queでの最多出演のバンドはnoodlesだそうです。結成20周年を迎えたというのも凄いことだが、両方の記録をさらに伸ばしてもらいたい。"CLUB Que夏ノ陣 2011 【VS SERIES】" フーバーオーバー vs noodles
［文/佐久間陣、撮影/CLUB Que］ ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
|
||
