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Live Report ライブレポート 2011



2011.10.1
"CLUB Que ANNIVERSARY "SEVENTEEN GRAFFITI !!"
-秋深し 隣は何を するロスト-

LOST IN TIME -oneman-
今回のLOST IN TIMEのワンマンライブは一味違う。"秋深し隣は何をするロスト"というイベントタイトルを掲げて、「秋らしい曲」を演奏するというコンセプト。演奏される曲たちはどことなく郷愁を感じさせ、直接的に秋が関係ないうたでも秋に合うなあと思った。中盤のアコースティックコーナーでは、バンドセットの演奏の激しさから一変、和やかムード。10月1日はCLUB Queのちょうど17周年記念日! ということで、お祝いとして、即興で17歳のうたをつくって演奏した。「一つだけ」のイントロの3人のアカペラのコーラスがすごくキレイで印象に残っている。この日のライブでは、「3人とも大好きなバンドの曲です」と、フジファブリックの「赤黄色の金木犀」のカバーも演奏され、あの独特な曲の雰囲気をロストの演奏・歌で聴くのがとても新鮮だった。アンコールでは、長渕剛の「とんぼ」が流れ、大岡源一郎のカラオケタイム!楽曲とのはげしいギャップに笑いが巻き起こる。「ぼくらの声の帰る場所」では、会場みんなで歌った♪ ラララの合唱に心が温まった。さらにWアンコール!「線路の上」・・・・最後はなぜか「冬」のうたでした(笑) 海北「悔やんだり、悲しんだりする気持ちに、四季の中で一番やさしい季節が秋なんじゃないかなと思う」そのMCの言葉はそのまま「LOST IN TIME」の曲のことだな、と思った。LOST IN TIME自体が「秋っぽかった」という、見事なマッチングのイベントになった。
[文/塚本桃子、撮影/中村美鶴]
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