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Live Report ライブレポート 2011



2011.10.5
"CLUB Que ANNIVERSARY "SEVENTEEN GRAFFITI !! -THIS IS FUN-"
HARCO/ミドリカワ書房/河野丈洋(GOING UNDER GROUND)
opening act>赤い猫

HARCO

ミドリカワ書房

河野丈洋

赤い猫
この日の"SEVENTEEN FRAFFITI!!"はHARCO/ミドリカワ書房/河野丈洋(GOING UNDER GROUND)という何とも豪華な面々。 まずはオープニングアクトの現役高校生バンド・赤い猫。メンバーはQueと同じ17歳。大人びたオシャレロックを、高校生らしいフレッシュな勢いで演奏する姿が眩しい。 本編トップバッターは上下ジャージで登場したミドリカワ書房。アコギと唄のみの極シンプルな構成だからこそ、彼特有のディープな世界観がより一層生々しい。 最新アルバムから選んだ"I am not a mother"はプロデュースとして関わったGOING UNDER GROUNDのメンバーであり、本日の共演者でもある河野丈洋のお気に入り。乙女の不安と母性本能で揺れる心をつま弾かれたギターの音色が包むと、柔らかな切なさとなって伝わってくる。続いて河野丈洋。ソロのオリジナル作品以外にもGOING~用に書き下ろした新曲や、母校・上尾市立南中学校校歌などを前半はギター、後半はピアノに乗せて。繊細かつ豊かな情景の歌が響き渡ると、Queの空気がいつもよりしっとりと緩やかに流れるようだった。 最後はQueのポップサイドを担ってきたHARCO。Gt.石本大介、マリンバetc.シーナアキコと共に今日一番の大所帯。ギター、ピアノ、円を描くようなマリンバの音、そしてHARCOのソフトな歌声が一つになって、秋の日射しを浴びているかのような温かさを感じる。 チャリティーソング"がれきのれきし"や"世界で一番頑張ってる君に"などの優しさ溢れる楽曲の数々。ラストの"TWO TONE"ではカウベル&Choで河野も参加し客席の手拍子も加わって、華やかでにぎやかにQue17周年を祝うかのようだった。
[文/伊藤ひとみ、撮影/多田優美子]
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