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Live Report ライブレポート 2012



2012.7.19
"AtQue★夏ノ陣2012 VS series"
岩瀬敬吾 vs カミナリグモ

岩瀬敬吾

カミナリグモ
先攻は、今年で活動10周年を迎えるカミナリグモ。上野(Vo/G)と成瀬(Key)の2人、そこにthe pillowsのライヴとレコーディングを務める鈴木敦(B)と、元くるりの森信行(Ds)がサポ-トとして加わった4人編成。聴く者を選ばず誰の耳にもスッと入ってくるメロディーで、ライヴが進むにつれて、フロアの後方にいた観客もじりじりとステージの近くへと押し寄せていった。抜群なメロディ・センス、キラキラしたキーボードの音色、ひとつの物語のような歌詞の世界観。まるで、蓋を開けるとオルゴールの音が流れる宝箱のような音楽。素敵なライヴを見せてくれた彼らだが、MCの大半は広島カープについてだった。『夕立のにおい』を披露し、終了。そして後攻の岩瀬敬吾、この日はバンドスタイルでのライヴ。機材の転換はとっくに終わっているのに、出てくるのが遅いなぁなんて思っていたら、「上野君とカープの話をしてたら遅くなっちゃった」とのこと(笑)。広島出身の岩瀬もカープの大ファンだそうだ。1曲目は『NEW STANDARD』。彼の独特な歌い回しや声色は、一度聴いたら忘れられない。「どんどん歌っていきます」と言い、ライヴは進んでいく。アンコールでは青い照明に照らされながら『subway』を披露。何度もおじぎをしつつも、なかなかステージから去らない岩瀬。去ったかと思いきや再び登場。ギターを手にしWアンコールと見せかけ「さよなら、また会いましょう」と口ずさみ終了した。
[文/田中佐代子 撮影/ヒビキ]
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