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Live Report ライブレポート 2012



2012.7.30
"AtQue★夏ノ陣2012 3BANDS series"
LONESOME DOVE WOODROWS/クロワニ/wilberry

LONESOME DOVE WOODROWS

クロワニ

wilberry
ありそうで無かった3組の競演。まずはwilberryが登場し、マンチェスター直系のグルーヴを鳴らす。それもそのはず、Vo.ジョウミチヲはこの数日前にストーン・ローゼズのライブを体感したばかりだからだ。『SOUL FLOWER TRAIN』のサイケなグルーヴはそんな影響を垣間見せながら、新曲では更に先を目指すグルーヴが感じられた。続いて颯爽と現れたクロワニがロックをロールさせる。フロント3人は皮ジャンを着ている。真夏の暑い夜をさらに熱くさせる。彼らの必殺ナンバー『キャロライン』が炸裂し、今年発売された2ndアルバム『END THE PARTY』からも次々と披露され、どんどん加速していき、観ていて高揚させられた。こんな熱いロックバンド、ほっとくわけにいかない。そして、LONESOME DOVE WOODROWSがトリで登場。問答無用のロックンロールがフロアに降りそそぐ。TARSHIとTSUKAZAKIのツインギターの妙がたまらない。TARSHIの歌声は後半になるほど伸びを増す。その歌唱力には驚かされるばかり。彼らはブギーを軸にした強面なロックンロール・バンドと思われがちだが、『憧れのトランジスタガール』のようなポップでやわらかい面も魅力のひとつ。11月2日にはCLUB Queでワンマンも決定している。ぜひ、LDWの多彩な魅力を堪能してほしい。そんな3バンド、これからも見逃せない!
[文・撮影/ヒビキ]
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