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Live Report ライブレポート 2012



2012.9.23
"CLUB Que shimokitazawa 「新夜想曲第十八番・ウタゲアリキ」 No.18 anniversary
-Bitter Sweet Soul Final~FURS LAST GIG~-"

FURS -oneman-
10年間活動を続けてきたFURSの“LAST GIG”ワンマン。超満員のフロアから歓声が飛び交う中、ライブは「Shooting Star」からスタート!モッズ・テイストからよりポップ感を打ち出すようになった09年発表の曲だ。その後も「Sweet Peanuts」「Heavenly」とFURSらしさが光る曲で畳みかける。「I Feel Fine」や「秋色」など04~06年頃に発表された曲が披露されると、CLUB Queで初めて聴いた時のことが思い返され、懐かしいながらも改めて曲の良さに唸らされた。そう、QueをホームとしていたFURSは、この10年でQueで60本ものライブを行ったという。最初は03年、昼の部から始まり、平日のライブでも動員を伸ばし、週末のライブを勝ち取り、あのコレクターズにも認められ、ここ数年はQueでの周年イベント等には欠かせない存在だった。そこにはバンドとお店の確かな相乗効果があった。MCでNaoは「最初の頃はMCが苦手で…」と話したが、それは実直だったからで、時が過ぎて笑って言える彼は逞しく思えた。その後、彼らの代表曲「壊れたピンボール」が鳴らされると、切ないメロディに涙腺を刺激され涙がこぼれた。終盤「Teenage Frustration」から「My Honey Lizzy」と飛ばす展開。絶えず楽しそうにギターを弾いていたTomoakiとリーダーのMattyがステージを左右に動き回り前に迫り出す!coziの強烈なドラムにも圧倒された!本編ラストは「Vanishing Point」で締め括った。アンコールは「Life Goes On」で終わっても「ハイウェイ」で終わっても、アンコールを求める声は鳴り止まず、再三登場しNaoから順にファンのみんな、メンバーに感謝の気持ちを述べる。最後に披露されたのは「ロックンロールスター」、彼らのロックが好きな気持ちが痛いほど伝わってきた。そんな気持ちが感じられたから、僕もずっとファンだった。今後の4人の活動に期待したい。
[文/ヒビキ、撮影/FURSスタッフ]
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