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Live Report ライブレポート 2012



2012.10.8
"CLUB Que shimokitazawa 「新夜想曲第十八番・ウタゲアリキ」 No.18 anniversary"
-☆FINAL☆古今話歌集-

堂島孝平/THE NEATBEATS
opening act>渡辺シュンスケ
飛び入り参加のオープニングアクトはcafelonの渡辺シュンスケ。日常の些細な出来事が、鍵盤から華やかに弾け出す。3曲の僅かなアクトながら、メガネが吹っ飛ぶほどの激しいスタンディングピアノは圧巻のひと言であった。全国ツアーを終えたばかりの堂島孝平×A.C.E.(Dr.小松シゲル,Ba.鹿島達也,Gu.奥田健介)が後に続く。「あのコ猫かいな」で軽快なスタート。安定感抜群のポップなバンドサウンドと清涼感満載の堂島の美声で会場が瞬く間に色めき立つ。ニューアルバム『A.C.E.』の楽曲を中心に、ライヴは進行。中盤では渡辺シュンスケをゲストに迎え、TOMATOSの往年の名曲「Rock Your Baby」を哀愁たっぷりにカヴァー。11月リリースの愉快なダンスナバー「き、ぜ、つ、し、ちゃ、う」も交え、「ないてんのわらってんの」のコール&レスポンスで拍手喝采の締めくくり。トリを務めるのはマージービート & ロックンロール伝道師、THE NEATBEATS。タイトなスーツ、黒い革靴、リーゼントで全身をキメた4人が繰り出すゴキゲンなエイトビートと息の合ったコーラスワークに、のっけからオーディエンスもお祭り騒ぎ。そのビジュアルからは想像もつかない関西弁MCは芸人以上。大爆笑の連続で、しばしばQueが寄席と化す。「I CAN TELL」は前後左右ツイストで大移動。「黒いジャンパー」は"裏地は赤のチェックだ!"の大合唱と、会場の一体感は天井知らず。客席からのリクエストに応え「MY BONNIE」、「GOODBYE-サヨウナラ」のアンコールを披露し、CLUB Que18周年イベントは大団円の千秋楽。ライヴハウスとアーティストが歩んできた道とこれから進む道。色んなことが変わっても、音楽を愛する人々の気持ちだけは変わらない。そう思わせてくれた出演者各位に改めて拍手を送りたい。
[文/宮本貴子、撮影/上山陽介]
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