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Live Report ライブレポート 2013



2013.2.23
"Getting Better~17th Anniversary Party Tour~"Seventeen's Map"@東京 -festival-"
Special Live>the telephones/Northern19
DJ>片平実(Getting Better)
VJ>Big Mouth

the telephones

Northern19
毎年Queで開催されているDJチームGetting Betterの記念イベント。ライヴアクトには毎回豪華アーティストを招いており、今年の出演はthe telephonesとNorthern19。5年前と同じ顔ぶれだ。SEでフロアからはクラップが巻き起こり、威勢良く先攻Northern19がステージに登場。鮮やかなハーモニーと破壊力のあるドラム、情熱的なギターソロで、のっけからフロアのダイヴとモッシュもヒートアップ。コール&レスポンスも完璧だ。前のめりで音楽を楽しもうとするオーディエンス。閃光を飛ばして炸裂する3人の音は弾丸のようだ。スピードを緩めることなく突き進む。「STAY」「YES, I CAN FLY」でステージを締めくくり、オーディエンスのハートに音を刻み付けた。続いて後攻the telephonesはGetting Betterのタオルを掲げてステージへ現れると「urban disco」「DaDaDa」と畳み掛ける。そしてMCで、この2曲がそれぞれ5年前の同イベントで演奏した1番最初と最後の曲であることを明かした。"DISCOって言いたくない時期もあったけど、やっぱ死ぬまでDISCOしたいわ! "と石毛が語り「Keep Your DISCO!!!」へ。覚悟を決めた人間の発するパワーは振り切れていて爽快だ。4人が奏でるキャッチーで鋭利なサウンドに、高揚せずにいられない。その後も4人の音のキレは更に増し、フロアは立ってるだけでも酸欠状態の盛り上がり。終演後も満面の笑みと熱狂はしばらく冷めなかった。Northern19もthe telephonesもMCで片平に感謝の念を述べ、演奏中に何度も彼に熱い視線を向けた。片平もそれに応えガッツポーズをする。同じ音楽というフィールドで戦う勇者たちだからこそ築ける熱い志と絆に、胸を打たれた。
[文/沖さやこ 撮影/鈴木恵]
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