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Live Report ライブレポート 2013



2013.4.13
"BEAT LITTLE SIXTEEN -ONE MAN LIVE-"
THE NEATBEATS -oneman-
都内では今年初となるTHE NEATBEATSワンマン。2時間45分で演奏曲なんと約45曲。数字のみならず中身も超・濃厚。暗転したステージにSE「Work Song」が流れ、手拍子と共にメンバーが登場。タイトスーツにリーゼントとお馴染みのスタイル。「GUITAR ANGEL」が始まるや否やフロアはダンスホールに様変わり。息つく間もなく「FARMER JOHN」「YAH! YAH! YAH!」と序盤からフルスロットル。結成から16年間60'Sマージービート、3コードのロックンロールを鳴らし続け、機材にも並々ならぬこだわりを持つ彼らの確固たる音の世界観はライヴでも炸裂。一糸乱れぬコーラスワーク、足並み揃ったダンスなど、視覚でも存分に楽しませてくれる。そして腹筋崩壊の爆笑MCは、MR.PAN『もう何の曲やったか覚えてへんやろ? やった曲を忘れる、これをNEATBEATS現象と呼びます』→MR.GULLY『でもMCは全部新作でやってます』→客『おぉー』→MR.PAN&MR.LAWDY『(いやいや俺ら)バンド!』なんて掛け合いが起こるほどNEATBEATSのライヴにとって重要なファクター。バックライト、ミラーボール、スモークと舞台装置の大盤振る舞い&前後左右に会場丸ごと大移動の「I CAN TELL」、「黒いジャンパー」「BABY LET'S GET SHAKE」で一気呵成に畳み掛け、最高潮の盛り上がりで本編終了。MR.PANとMR.MONDOがパートシャッフルした「DO THE DOG」から始まったアンコールは、気分次第のフリースタイル。リクエストもあり。本編を凌ぐ熱量とサービス精神旺盛なステージングでラストソング「GOODBYE-サヨウナラ」までオーディエンスも踊り通し&笑い通し。思い出すだけで頬が緩み、今キーボードを叩く指さえも踊り出しそうになる、ゴキゲンな夜だった。
[文/宮本貴子 写真/衣川正一]
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