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Live Report ライブレポート 2013



2013.4.28
"新生THE TON-UP MOTORSワンマンソウルショウ~明日を撃つ!! 第四の男登場!!!!~"
THE TON-UP MOTORS -oneman-
この日のワンマンをどれだけ待ち望んでいただろう。話はさかのぼること3ヵ月前の1月27日。悪天候のため、北海道からボーカル上杉が東京に戻れず、当日のワンマンライブは急遽延期に。その幻の1.27ワンマンのリベンジとなるこの日、チケットはソールドアウトとなった。お客さんの期待と熱気がギュウギュウに詰まった会場に、ついにメンバーが登場!昭和の箱バン風の緑スーツの楽器隊に続いて、銀色スパンコールのギンギラ衣装をまとった上杉がステージに現れると、パワフル過ぎる派手なアクションに客席から歓声と共に笑顔があふれ、ソウルフルな歌声に合わせてフロアが楽しそうに揺れた。泥臭くも爽快に駆け抜けるダイナマイト・サウンドは、どこまでもスピードの落ちる気配はない。二部構成の後半から、楽器隊は赤いスーツに衣装替え。ファンキーなコール&レスポンスに、「グッと来てライラ」でのタオル回し、左肩負傷中を感じさせない長谷川による"一人ソウルベーシスト・メドレー"や、舞台から迫り出しての井上のギターアクションを盛り上げる手拍子など、ライブが進むほど会場の一体感はより深まっていった。アンコールでは、サポートから正式加入となった"第四の男"こと、新ドラマー堀内が爆笑自作曲「俺が第四の男」を大熱唱。そして幻の1.27ワンマンで上杉が感じた悔しさ、感謝の気持ちをストレートに綴った新曲「それが愛さ」を披露。Wアンコールでファンからの寄せ書きを渡されると、ついに上杉も我慢できず男泣き。結成13年、札幌から上京して初の東京ソールドアウトの夢を叶えたこの日。ラストはこの場の全員、255人編成のトンアップのメンバーで「歓びを唄う」を大合唱!「みんなありがとう」の叫びと共に、思い出すたび胸が熱くなるだろうワンマンが大団円を迎えた。
[文/下村祥子 撮影/長江佳美]
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