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Live Report ライブレポート 2013



2013.5.2
"鮎川誠 BIRTHDAY SPECIAL LIVE 2DAYS -SHEENA & THE ROKKETS 35years History of Rock'N'Roll+65years Rockin' Alive=100年ROCK-"
SHEENA & THE ROKKETS -oneman-  [シーナ(Vo)、鮎川誠(Gu.Vo)、奈良敏博(B)、川嶋一秀(Dr)]
GUEST>中山努(Key)[頭脳警察,オリジナル・ラヴ,ピチカート・ファイヴやクラムボンのサポート]
GUEST DJ>mon(レッドシューズ)





黒のレスポール・カスタムから繰り出される、マーシャル直結のしびれるギターソロ。鮎川誠が鳴らすストレートなロックンロールに、観客は沸き立たずにはいられない!「バットマンのテーマ」から、鮎川のギター&ボーカルで始まったバースデーライブ。今年は鮎川誠の65歳と、シーナ&ロケッツ結成35周年を足して“100年ROCK”と銘打った2daysの2日目。1978年にエルビス・コステロの前座でデビューを飾ったオリジナルメンバーの奈良敏博(B)、川嶋一秀(Dr)に、中山努(Key/頭脳警察、ピチカートファイブ)を加え、華麗にバックを固める。初っ端から熱く飛ばし、5曲目「ユー・リアリー・ガット・ミー」で妖艶な網タイツ&ミニスカート姿のシーナ登場!日本のロックシーンで圧倒的存在感を放つ女性ボーカリストの、野性味あふれるシャウトに引き込まれる。なんてセクシーでキュートで自然体でカッコいいのだろう!ライブ後半からスペシャルゲストの西内徹(Sax)が登場し、バンドのグルーヴを一層エキサイティングに彩る。シーナの切ないボーカルにサックスが絡みつく「ピンナップ・ベイビー・ブルース」から、「クライ・クライ・クライ」「レイジー・クレイジー・ブルース」「レモンティー」と、シナロケを代表する楽曲のオンパレードに、会場はオイオイコールも飛び交う大熱狂!本編ラストは大ヒットラブソング「ユー・メイ・ドリーム」の大合唱で盛り上がった。アンコールは、鮎川ボーカルの「マイウェイ」から始まるカバー大会。最高のロックンロールは年齢を重ねてこそ鳴らせるのだと実感。土屋昌巳が飛び入り参加したラストソング「ジョニー・B・グッド」終了後、ケーキが運ばれ(運び役は矢沢洋子)、会場中にバースディソングが広がった。両日満員となった2日間、2時間半ぶっ通しのパワーに感服。鮎川が叫んだ「ステイロック!」が心に残った。
[文/下村祥子 撮影/大出丈仁]
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