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Live Report ライブレポート 2013



2013.6.9
"ダイナマイト☆ナオキ ワンマンディナーSHOW!「ロックの日に呑んで喰ってリフトしてダイナマイト!!"
ダイナマイト☆ナオキ
opening act>センチメンタル★ナオキ/ダイナマイト★ナオコ
DJ>ディジェイ☆ナオ(ex.FURS)
FOOD>ダイナマイト☆カズコ (ダイナマイト丼丼(プルコギ丼+玉子),マッシュポテトクラッカー,
クラムチャウダー)
司会>エムスウィー☆ニイ




孤高のロックンローラー、ダイナマイト☆ナオキのワンマンディナーショー。チケットはロックの日にちなみ6,900円と強気の価格設定。にも関わらず、多くのオーディエンスが詰め掛け、開場と同時に特設テーブルは次々と埋まってゆく。ふれあいコーナー、人生相談と和やかに余興も進行し、プルコギ丼の食欲をそそる香りが充満する中、ダイナマイト☆ナオコ(注:女装したナオキ)が現れGO-BANG'S、プリンセスプリンセスの名曲を口パクで披露。客席ではカラフルなペンライトが揺れ、アイドルコンサートばりに歓声が飛び交う。センチメンタル☆ナオキ(注:フォークシンガーに扮したナオキ)の怨念にまみれたネガティブソングのオンパレードには爆笑の嵐。そして本日の主役、ダイナマイト☆ナオキがSE「進め!ロックンローラー」と共に威風堂々と登場。ジャックダニエルのポケット瓶を一気に飲み干し、空瓶を用いたスライドギターで1曲目「ロックのピストル」へと雪崩れ込む粋な演出。リズムマシンとギターのみで、瞬く間にQueをダイナマイト色に塗り替えてゆく。13才の頃に歌詞を書いたとゆう初期衝動全開の「オッパイ触りたいぜベイベー」、“桃栗3年 ちちくり3分 懲役30年”のフレーズが強烈な「痴漢撲滅キャンペーンソング」、シティポップとヒップホップが融合した「立ちション撲滅キャンペーンソング」など、嘉門達夫顔負けのソングライティングセンスに笑いが止まらない。自転車のベルを皆で鳴らす本編ラスト「チャリンコ暴走族のテーマ」でフロアとの垣根も消え、ダブルアンコールの後にはお土産手渡しとリフト(注:お姫様だっこ)の豪華特典付き。観客ではなくコントに参加する演者になったような、劇団ダイナマイト☆ナオキ(架空)の一員になったような、摩訶不思議でエンターテインメントな4時間だった。
[文/宮本貴子 撮影/大出丈仁]
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