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Live Report ライブレポート 2013



2013.7.21
"CLUB Que 夏ノ陣 2013 -RETURN TO NATURAL VS SPECIAL-"
THE PRIVATES vs 勝手にしやがれ
THE PRIVATES
THE PRIVATES
勝手にしやがれ
勝手にしやがれ
毎年恒例夏ノ陣も折り返し、今日の2マン対決は、勝手にしやがれとTHE PRIVATES。先行は勝手にしやがれ。開演予定時間を少し過ぎたころ、ノスタルジックなSEでメンバー登場。まずはステージ中央で円陣を組み、気合注入。インスト曲を含む4曲をたてづづけに披露し、徐々に会場の温度を上げていく。ブルースやJAZZと言った黒人が作った音楽を、自分たちの根底にあるパンクロックというフィルターを通し、独特な音楽を作り上げる。今回は対バンを意識したのか、かなり攻撃的な選曲。突っ走った感がある。途中かなり息があがるシーンもありつつ(笑)、60分のステージを駆け抜けた。ギターレスにも関わらず、ステージも楽曲も華やかなのは、4人の管楽器隊が重要な役割を果たしている。頭でっかちにJAZZと思っていると、痛い目に会うだろう。そして20年以上ロックンロールを演やり続け、この店、いや日本のロックシーンにはなくてはならない存在、THE PRIVATES。本日はキーボードが入った5人体制。ガレージパンク、モッズを消化して彼らにしか鳴らせないロック。長い活動ができるバンドは自分たちの音楽を鳴らし続けれる、ということを体現してくれている稀有なバンド。ライヴを見ればロックを知らない人でも体を揺らすだろう。60分のステージの中で新旧織り交ぜた楽曲を披露。お馴染みの「BOOGIE GO GO」では会場内が真っ暗になり、本編最後には「I NEED YOUR LOVE」で愛を歌い上げた。そしてアンコールには予定していなかったTHE NEATBEATSからMr.PANが友情出演。勝手にしやがれ、武藤も向かいいれ華やかなフィナーレ。彼らを見ると安心する。日本のロックシーンは彼らが今までも、これからも牽引してくれるだろう。
[撮影/CLUB Que]
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