2013.7.28
からっとしない今年の夏。
元気を注入してくれる大御所2組が最終日に満を時して登場!
先陣を切ったのは、TOMOVSKY。
サードクラスとハルさん(ピーズ)を引き連れ、バンド形態のステージだ。
おなじみ「夏の(歌う)47歳」からスタート。
トモさんの柔軟なスタイルと、エンターテイメント性が
如何なく発揮された、耳たこ楽曲。
「さしだせ」「ホウキ」など、毒性と生々しさをおびた楽曲も次々と並び、
彼の多面性を感じ取れる。
ハルさんに「チムチムチェリー」を歌わせてしまったり、仲良し双子の掛け合いに、
会場中、終始温かい時間が流れていた。
続いて。
トモさんに
「下北でNo.1のゲイバンド」と紹介され、そのネタと共に登場したNEATBEATS。
真夏でもぴっちりリーゼント&スーツ姿で、熱いロックンロールを鳴らす!!
『G.ANGEL』『F.JHON』と、アップナンバーを立て続けに披露。
客席も待ってました!…とばかりの、ツイスト&シャウトで
彼らのステージを笑顔で見つめる。
いや、笑顔と言うよりも、漫談MCに笑わされっぱなしなのだけれど(笑)。
曲に入ると盛り上がらないコトを、「ニートビーツ現象」なんて自分達で揶揄していたけれど、そんなコト、もちろんない。どこを切り取っても、盛り上がるのがニートビーツだ。
中盤の「明日がこなけりゃいい」はメロウに聴かせ
徹底した演奏力とパフォーマンスは、伊達に16年続いるわけではないことを、証明していた。
顔がほころびっぱなしのまま、今年の夏の陣は幕を閉じた。
来年はどんなバンドが彩ってくれるのか、今から楽しみである。
"CLUB Que 夏ノ陣 2013 -RETURN TO NATURAL VS SPECIAL-" TOMOVSKY vs THE NEATBEATS
[文/高橋理恵 撮影/大出丈志] ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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