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Live Report ライブレポート 2013



2013.8.9
"NONA REEVES "SHAKE II""
NONA REEVES -oneman-
NONA REEVES NONA REEVES
『ANIMATION』『Friday Night』『DESTINY』3タイトルの再発を記念したNONA REEVES(以下:ノーナ)ワンマン2DAYS最終日。西寺(Vo.)・奥田(Gt.)・小松(Dr.)に、村田(Ba.)・冨田(Key.)をサポートに迎えた5人編成。ファンキーな裏打ちビートに合わせて西寺が登場し、「SIDECAR」をしっとりと歌い出す。「FREAKY」「SOUL FRIEND」と続き、最初のMC。3ピースになったノーナ初のステージが96年2月のQueであったと感慨深げに語る。95年から00年までの楽曲で組まれた激レア・セットリストにファンは悶絶。副音声のような曲解説も嬉しい。軽快なベースラインで始まる「STAY WITH ME」、モータウンサウンドがハッピーな「SEXY BODY」が会場を揺らし、奥田のキレッキレのカッティングやチョーキングが繰り出される度に歓声が上がる。西寺の”いくぞ!”の掛け声を合図に、狂乱のダンスタイムへ。「パーティは何処に?」のコール&レスポンスで生まれた一体感が、キラーチューン「LOVE TOGETHER」「DJ! DJ! ~とどかぬ想い~」で大噴火。クラップ、ワイパー、シンガロングのストームでフロアは興奮の坩堝と化す。本編ラストは「THE GIRLSICK」。一転して水を打ったように静まり返り、メロウなサウンド、甘いファルセットに思わず聴き惚れ、青い照明の中で立ちすくむオーディエンス。アンコールは「POP STATION」から「P-O-P-T-R-A-I-N」「Mr. Melody Maker」「休もう、ONCE MORE」と現在に立ち戻った選曲。あまりの盛り上がりに、予定外のダブルアンコール。”永遠の名曲ですよ!”と「WARNER MUSIC」を披露し、拍手喝采の大団円。ノーナの年輪を追体験するような、至福の2時間だった。
[文・撮影/CLUB Que]
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