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2013.9.15
「十究極！MIRAI‐SEINEN 感謝祭!!」の初日を飾ったのはnoodlesだ。 台風が接近していたにもかかわらず、彼女たちのライブパフォーマンスを観ようとたくさんの人がQueに集まった。 22年のキャリアを持ち、16～17年前からこのCLUB Queでライブをおこなっているnoodles。「Queができて19年ってことは、私たちの方が年上なんだねぇ。Queの思い出はたくさんあるよねぇ。」とのんびり語るＭＣも彼女たちのライブの見どころである。しかし、曲が始まればその雰囲気は一変。瞬く間に彼女たちは“バンドマン”の顔になる。 今年8月にリリースしたばかりのカバーアルバム『MAKE UP TO BREAK UP!』から、ゆらゆら帝国の「でっかいクエスチョンマーク」やBlood red shoesの「Down Here In The Dark」、Weezerの「Photograph」などを演奏し、そこにオリジナル曲の「OH YEAH」などを織り交ぜる構成となっていたが、その境目を感じさせないくらいにカバー曲をもnoodles色に染めている。オリジナル、カバー問わず、彼女たち特有のポップなパンクとシンプルなカッコよさを最大限に生かしたパフォーマンスに魅了されるのだ。 そしていつまでも若々しく端正なヴィジュアルとは裏腹なパンチなる丁寧なパフォーマンスが、そのキャリアを物語っていた。先日発売したカバーアルバムに収録した他にまだ10曲以上も今までにカバーした曲があるらしい。更に愛のこもったカバーアルバム第二弾が聴け る日もそう遠くないかもしれない。アンコールでは３人そろって「Breakaway」のMVで使用した金髪のウィッグをかぶって登場。 彼女たちの軽快なパンクが台風を吹き飛ばしたのかもしれない。
"Anniversary of 19th CLUB Que Shimokitazawa MAKE UP TO BREAK UP TOUR" noodles -oneman-
［文／小戸田栞 撮影／大出丈仁］ ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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