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Live Report ライブレポート 2013



2013.9.19
"Anniversary of 19th CLUB Que Shimokitazawa coozie@919クージーキュウ祭り"
クージー&ザ・フェアリーズ[Gu.黒沢秀樹、Ba.伊藤健太、Key.クジヒロコ Dr.サンコンJr]
ゲスト.石田ショーキチ/タブレット純とデカダン・スケバンド[Gu.西薗まり、Dr.grace
Key.クジヒロコ 友情Ba.ITOKEN]/井上富雄 & THE BARRIER GATES[Vo.Ba.井上富雄
Dr.田中元尚、Sax.Yukarie、Key.クジヒロコ]
タブレット純とデカダン・スケバンド
タブレット純とデカダン・スケバンド
タブレット純とデカダン・スケバンド
タブレット純とデカダン・スケバンド
クージー&ザ・フェアリーズ
クージー&ザ・フェアリーズ
クージー&ザ・フェアリーズ
クージー&ザ・フェアリーズ
井上富雄 & THE BARRIER
井上富雄 & THE BARRIER
井上富雄 & THE BARRIER
井上富雄 & THE BARRIER
クージーの愛称で親しまれる鍵盤プレイヤー、クジヒロコがトリプルヘッダーを努めるスペシャルイベント。9/19(クージー+Que)の語呂合わせで2年連続の開催。元ムード歌謡歌手、現お笑い芸人のタブレット純率いるタブレット純とデカダン・スケバンドが先行。昭和歌謡、グループ・サウンズのカヴァーにオリジナル曲も交えた構成。情念のこもったビブラートがフロアを席巻。メタル風アレンジで披露されたあみん「待つわ」は情念を超え、怨念の域。「夜をまきもどせ」のポケットティッシュ狂い投げでエンタメ感満載のフィニッシュ。クージー&ザ・フェアリーズは黒沢秀樹、伊藤健太、クージー、サンコンJr、石田ショーキチと、強力な布陣。憂いを帯びた梅雨のようなスケバンドとは対照的に、涼やかな美メロとコーラスワークで雲ひとつない青空のように爽快なステージ。Spiral Life「CHRONICLE」で温まった空気の中、『ここですごいロックンローラーの登場です!』と紹介され現れたのは、なんとスピッツの草野マサムネ。思わぬサプライズゲストに、割れんばかりの大歓声が響き渡る。石田プロデュース楽曲「夢追い虫」を細身の身体からは想像できない声量で歌い上げ、イベントに大きな華を添えた。『暖気運転の逆の、なんていうのかな、クールダウンして聴いて下さい』と井上の挨拶からスタートしたのは井上富雄&THE BARRIER GATES。80年代に井上と田中が在籍していたブルー・トニックの楽曲を中心に、ブルージーなライヴを展開。アタックの効いたベース、柔軟なドラム、官能的なサックス、蕾が花を咲かせる瞬間のように繊細な生命力に満ちたキーボートの音色が、都会の夜と喧騒をあぶり出す。アンコールは黒沢もギターで参加し、惜しみない拍手が贈られた。クージーの磁力に引き寄せられた名だたるミュージシャンによる、豪華絢爛・贅沢三昧の一夜だった。
[文/宮本貴子 撮影/大出丈仁]
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