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Live Report ライブレポート 2013



2013.10.03
"Anniversary of 19th CLUB Que Shimokitazawa
[十究極!MIRAI-SEINEN 感謝祭!!]"

the pillows/TOMOVSKY
the pillows
the pillows
TOMOVSKY
TOMOVSKY
the pillows
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TOMOVSKY
TOMOVSKY
the pillows
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TOMOVSKY
TOMOVSKY
早いもので19周年イベントも折り返し地点。今夜はTOMOVSKY(以下:トモフ)とthe pillows(以下:ピロウズ)のツーマン。言わずもがなチケットは完売。兄であるTheピーズのハルとサード・クラスが待機する中、ニュー・トモフ(赤毛のかつら/白のロンT/下駄)が歌舞伎役者のようなアクションで登場。「歌う47歳」でハイテンションなスタートを切り、“カモン!バスターズ!”(※バスターズ=ピロウズファン)と会場を沸かせる。11月発売のニューアルバム収録曲に定番曲と、幅広い選曲。ハルに丸大ハンバーグのCMソングを無理やりハモらせたり、乳首が透けないようガムテープで自作したニプレスを披露したりと、自由気ままな末っ子気質炸裂のMCで爆笑に次ぐ爆笑。「巨大なダムのありんこの穴」のスカ・ビートで観客の心も体も躍らせ、「脳」~「歌う47歳」で喝采の締めくくり。いびつに歪んだ矛盾だらけの世界を知った上で、失われることのない無邪気さとユーモア。そんなトモフの魅力が遺憾なく発揮された痛快なアクト。「プロポーズ」から始まったピロウズ。トモフで柔らかくほぐれた空気がグッと引き締まってゆく。硬質なロック・サウンドと、猛る山中の歌声を、余す事なく受け止めようと雪崩のように押し寄せるオーディエンス。その熱量から、活動休止していたピロウズの再始動をどれだけ待ち望んでいたのかが伝わってくる。“アニバーサリーに相応しい新しい曲を”と「ハッピー・バースデー」でQueを祝福。「No substance」でひずんだギターをパンキッシュに鳴らし、「Ready Steady Go!」「Blues Drive Monster」「Waiting At The Busstop」とスピーディーに畳み掛ける。アンコール「LITTLE BUSTERS」では大木兄弟にサード・クラスも登場し、出演者総出の馬鹿騒ぎ。超満員のフロアもシンガロングとクラップで応戦し、本日一番の一体感。思い出すだけで顔中がしわくちゃになる、素晴らしいツーマンだった。
[文/宮本貴子 撮影/大出丈仁]
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