CLUB Que WEBSITE

Live Report ライブレポート 2013



2013.10.20
"Anniversary of 19th CLUB Que Shimokitazawa
[十究極!MIRAI-SEINEN FINAL!!]"

THE NEATBEATS/騒音寺
THE NEATBEATS
THE NEATBEATS
騒音寺
騒音寺
THE NEATBEATS
THE NEATBEATS
騒音寺
騒音寺
THE NEATBEATS
THE NEATBEATS
騒音寺
騒音寺
アニバーサリーイベントのラストを飾るのは関西2大ロックバンド、騒音寺とTHE NEATBEATS(以下:ニート)。出囃子(寺内タケシ「羅生門」)が流れ、先攻の騒音寺が登場。「Karasu on my shoulder」でライヴスタート。赤と黒の毒々しいスーツ姿でキメたなべが、でっかい体と声で『東京のガキ共!ロックンロールは好きかー!』と挑発し、「Are you ready?」へ。鮮やかなハーモニカが響き渡るフォーキーな「一日ってこんなに長かったっけ」と、強固な一枚岩サウンドを立て続けにお見舞い。 『ニートは目一杯喋るだろうから、俺らは目一杯歌います』なんて親交の深さが窺えるMCに笑いが起こる。鉄板曲「あほうの仲間」「乱調秋田音頭」で爆音の中、我を忘れて踊り狂う人波は壮観。乱痴気騒ぎの終幕は「絶対死なないロックンロール」。駆け回るエイトビートと『絶対死なない!』 の合唱で大いに盛り上がった。後攻はニート。「GUITAR ANGEL」「FARMER JOHN」「YAH! YAH! YAH!」「TWISTIN' TIME WITH YOU」と、スリーコードのマージービートが瞬きする間もなく爆走。入れ替わり立ち替わるボーカル。洗練されたダンス。九州ツアーの疲労を微塵も感じさせないタフネスなステージに、オーディエンスのテンションも膨れ上がる一方。MC(もはや漫談)では前述した騒音寺の発言に『俺らバンドせえへんかったらただのリーゼントのおもろいおっさんやで』と返し、MR.PANがサンクスで万引き犯を捕まえた後にやってきた警察に『なんでまず俺を見んの!?』とツッコミを入れ、涙が出るほど聴衆を笑かす。照明チームを巻き込み「I CAN TELL」で観客を前後左右に踊らせ、「黒いジャンパー」ではMR.PANとMR.LAWDYが客席に飛び込みフロアを攪拌。アンコールはひとり舞台に取り残されたMR.MONDOの激アツなドラムソロから全員参加「LONG TALL SALLY」で至高のエンディング。19周年のフィナーレに相応しい、堂々のツーマンだった。
[文/宮本貴子 撮影/ame]
※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。

MENU

WWW このサイト内
Copyright © CLUB Que SHIMOKITAZAWA All rights reserved.