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Live Report ライブレポート 2013



2013.11.9
"ぜんぜんダメノミクス"
ジラファント7 -oneman-
ジラファント7 ジラファント7
ジラファント7
4月以来のワンマン、ジラファント7。バンドというよりユニットだ。ギター&ボーカルの田中正一はCLUB Que初期から出演し続けているアーティストの一人。元々ケラリーノ・サンドロ ヴィッチ率いるナゴムレコードなどを経由して、その独自の音楽路線を貫いてきた。現在はGUMGIMMIC MASSIVE UNITという、よりダンスミュージックに特化したユニットも平行しつつ、しかもレーベルも稼動させる多才ぶり。そして相方ベース&ボーカル秋元きつねは、バンド経由でCG製作者としての道を歩んでいる。2人とも多忙なので、このバンドのライブは基本ワンマン。それも年に2、3回。音楽性はテクノポップ、センター後方には持ち込みスクリーンがあり、そこに曲と同期させた映像(アニメーション)が流れる。完全にシンクロさせている。映像を見ているだけでも飽きない。さすがにプロの映像だけあって、グイグイ引き込まれる。映像に音楽が加わることにより、いや音楽に映像が加味されることにより、その世界観が鮮明に見えてくる。ただ本人たちも言っているが、大人が本気でふざけているので、バカバカしくもあり、つい笑ってしまう。昨今のかっこいい風のダンスミュージックで飽き足らない音楽ファンは是非見ていただきたい。もちろん映像作家さんも。今回は初めて途中に休憩を挟み、後半戦突入。曲のタイトルも「がんばっちゃ王」「セケンチューナー」「三つ巴」等、その時代の人たちにはたまらなく懐かしい感覚。まぁ今回のイヴェントタイトルも「ぜんぜんダメノミクス」という、ふざけっぷり。癖になる楽しさを持ったユニットだ。めったにライブを行えないので、次回興味ある方は是非足を運んでもらいたい。
[撮影/KOZ(marble bision)]
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