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Live Report ライブレポート 2014



2014.1.26
CLUB Que 20周年 『OPERATION MAGOKORO』
秘密結社Presents 『Teenage Gangsters!Vol.3』
TAIJI at THE BONNET/杉本恭一
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本日は秘密結社という、個人イヴェンターの企画。杉本恭一と佐藤タイジ率いるTAIJI at THE BONNETの2マン。期待するなって方が無理!の豪華な面子である。まずは杉本恭一の登場。初っ端から音の分厚さに圧倒される。リズム隊を組む有江&中畑の太いグルーヴ。その隙間を、色気を伴った唯一無二のギターサウンドが地を這う。同じアンプを鳴らしていてもこうも違うものか。1987年 LA-PPISCHでデビューし、analersなどの活動を経て、現在はソロ活動も勢力的な杉本だが、足を高く蹴り上げ、客席を煽るようにギターをかき鳴らす姿は、そのライブ経験の豊富さと同じくらい、良い意味でのやんちゃさを感じる不思議な魅力を持っている。最後の「ワーパー電波」ではBONNETメンバーの奥野真哉もサックスで参戦。最高潮の盛り上がりをみせた。続いてTAIJI at THE BONNETの登場。メンバー各々、様々なバンドでCLUB Queに出演してもらっているが、このメンバーが揃うだけでも奇跡のバンド。そして一昨年ソーラーパワーのみで武道館を成功させた佐藤タイジ。凄まじいまでのバイタリティとアイディアで数々の偉業を成し遂げ続けている数少ない本物のロックスターだ。メンバー個々のキャラクターが強烈、それがぶつかって出来た音は新しいロックの形を示し、佐藤とうつみの遊び心を感じるボーカルの絡みもまた魅力である。「今年最初で最後のライブかもしれない」と驚かせつつ、新曲も飛び出し、現在進行形のバンドスタイルを見せ付けてくれた。アンコールでは杉本がケーキを持って登場。佐藤の誕生日をみなで祝った。イベントタイトル 「Teenage Gangsters!」にちなみ10代の頃を思い出すような選曲「雨上がりの夜空に」をセッション。濃密な2時間は幕を閉じた。
[文/CLUB Que安斎 撮影/大出丈仁、丹澤由棋]
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