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Live Report ライブレポート 2014



2014.2.22
Getting Better~18th Anniversary Party Tour~"18 And Life"《festival》
木下理樹(ART-SCHOOL、killing Boy) /asobius/HAPPY/The fin.
DJ> 片平実(Getting Better)/神啓文(Free Throw)
VJ> waY
木下理樹
木下理樹
asobius
asobius
HAPPY
HAPPY
The fin.
The fin.
片平実
片平実
神啓文
神啓文
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DJ片平実がオーガナイザーを務め、CLUB Queで毎月開催されているオールナイト・パーティ“Getting Better”の18周年イベント。トップを飾ったのは木下理樹。打ち込みの音楽にのせて歌詞のない全編ファルセットの浮遊感漂う一曲を披露し、続けてアコギをかきならしてART-SCHOOLの曲を3曲歌った。どこか頼りなさげにつぶやくMCに親近感を覚えるが、ステージの真ん中で一人弾き語る姿は、やはり絵になるアーティストだ。最後に“Getting Betterと片平くんに捧げます”と「たとえば僕が死んだら」のカバーを訥々と歌って、DJタイムへバトンを渡した。その後は次世代を担う3バンドが登場。平均年齢20歳の京都出身の5人組、HAPPY。3台のシンセが並び、演奏曲によってベースやギターを持ち替える。少年のような歌声にのせた英語の歌詞と、ドリーミーでポップなサウンドが心地いい。メンバー全員、ウェービーヘアが似合う細身のスタイリッシュなルックスながら、MCでは途端にゆるい雰囲気で笑わせるという、アイドル性も抜群!続いて、The fin.。ブルーの照明がよく似合う、清涼感のある歌声が会場に響き渡る。「神戸から来ました!」というMCが疑わしく思えるほど、海外との垣根のないサウンドに驚く。ぎっしり埋まったオーディエンスは、ボーカルのYuto Uchinoがシンセを駆使しながら紡ぎ出す、その美しい旋律にじっくりと聞き入っていた。大トリに登場したのは、asobius。高揚感のあるバンドサウンドをバックに、フロントマン甲斐一斗が指揮棒を手にして、まさにコンダクターのようなパフォーマンスを繰り広げながら、強烈なインパクトでメロディアスに歌い上げる。その壮大なスケール感にとにかく圧倒!曲を重ねる毎に魅せる多彩なサウンドに引き込まれた。新進気鋭のバンド達と、Getting Betterに集まった目をキラキラさせたオーディエンスから、2014年がワクワクするようなパワーをもらった、素敵な一夜となった。
[文/下村祥子 撮影/鈴木恵]
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