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Live Report ライブレポート 2014



2014.3.11
20周年!特冠ワンマン乱れ撃ち!CLUB Que 20th記念 ONEMAN series
『OPERATION UTAGE』うつみようこ&YOKOLOCO BAND ワンマン!
うつみようこ&YOKOLOCO BAND -oneman-
うつみようこ&YOKOLOCO BAND うつみようこ&YOKOLOCO BAND
うつみようこ&YOKOLOCO BAND うつみようこ&YOKOLOCO BAND
うつみようこ&YOKOLOCO BAND うつみようこ&YOKOLOCO BAND
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約6年ぶり、通算5枚目となるフルアルバム『STATEMENTSHIP』発売を翌日に控えたうつみようこ&YOKOLOCO BANDがQue20周年イベントに参上。ドープなSEが響き、うつみようこ(Vo.Gu.)、竹安堅一(Gu./フラワーカンパニーズ)、グレートマエカワ(Ba./フラワーカンパニーズ)、クハラカズユキ(Dr./The Birthday)、奥野真哉(Key./ソウル・フラワー・ユニオン)が登場。楽器隊の黒い衣装に、うつみのピンクのワンピースが映える。「STARLIGHT STARBRIGHT」「LUCKY LIFE」「Fun!」「SO-DA」とスタートから新譜の楽曲を次々と披露。邦楽界きってのマエストロ軍団が紡ぎ出す、アーシーなロックアンサンブルに、オーディエンスは釘付け。3年前の同日、震災でワンマンが中止になり、それから毎年ライヴをすることに決めたとゆう彼ら。「Time Out!」の“なんでもない毎日に感謝 あたりまえに感謝”の歌詞がいつも以上に胸に刺さる。最近あまちゃんにハマったと語り、メンバー観客の双方から「今更?」と失笑された奥野が「ほなソチオリンピックの話しよか」「今日曲の途中でトリプルアクセル出るかもしれん」とおどける。こんな調子でMCタイムは常に笑いが絶えない。中盤には勝手にしやがれの田浦健(T.Sax.)と田中和(Tp.)がステージに現れ、アルバム表題曲「STATEMENTSHIP」をプレイ。蜃気楼のように揺らめくレゲエサウンドで、むせ返るような熱気に包まれる。「KOOL KIDZ」「わるいブルース」と計3曲を7人で演奏。再び通常体制に立ち返り、メスカリン・ドライヴ「ASSHOLE」からブギナンバー「偶然なブレイム」まで一気に畳み掛け、怒濤の本編は終了。うつみ以外は新作Tシャツに着替え、ホーン隊も加わりアンコールタイムへ。「Today」、和田アキ子「Boy&Girl」でうつみのダイナマイトヴォイスが爆発。予告通り奥野のトリプルアクセル(鍵盤を持ち上げ、抱きかかえて弾く大技)も飛び出し、会場は大熱狂。ラストソングはMC5「Kick Out The Jams」。うつみの脚線美が宙を舞う、鮮やかなフィニッシュ。3年前も、今も、これからも続く日々を歩む生命力に満ちた、素晴らしい夜となった。
[文/宮本貴子 撮影/大出丈仁]
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