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Live Report ライブレポート 2014



2014.4.19
20周年! 華夢氣企画☆真撃!CLUB Que 20周年 THE NEATBEATS presents 『OPERATION MAGOKORO』「BEAT ON THE FLOOR」
THE NEATBEATS/THE PEBBLES/THE PSYCRONS/ハッチハッチェルオーケストラ
DJ> MR.PAN/MR.LAWDY/MR.GULLY/MR.MONDO
THE PSYCRONS-1
THE PSYCRONS
ハッチハッチェルオーケストラ-1
ハッチハッチェルオーケストラ
ハッチハッチェルオーケストラ-2
ハッチハッチェルオーケストラ
THE PEBBLES-1
THE PEBBLES
THE PEBBLES-2
THE PEBBLES
THE NEATBEATS-1
THE NEATBEATS
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“BEAT ON THE FLOOR”と銘打たれた今宵は、THE NEATBEATS(以下:ニート)が仕掛けるステージ・フロア大逆転、スピーカーを通すのはマイクのみの生音ライヴ。THE PSYCRONSがファズの効いたエッジィなグループサウンズをぶちかまし、「御意見無用」の祭り囃子でオーディエンスを煽り、「エンターテイメント」のコール&レスポンスでMR.PANも乱入し、堂々の第一走。東京に初めてニートを呼んだという3ピースガールズロックバンド、THE PEBBLESにバトンを渡す。揃いのサマードレスから伸びる腕で紡ぐ、キャッチャーでキュートなアンサンブルが痛快。バンド存続の危機に直面した際、MR.PANに激励されて作ったとゆう「LOVELY MOMENT」を披露するなど、ニートとの深い絆を感じた。そんなセンチメンタルな雰囲気を、一瞬で喜劇色に塗り替えたのは、ハッチハッチェルオーケストラ。アッパーなカンツォーネ「調子っぱずれに祝福あれ」からスタートし、6人編成で愉快な人生賛歌を次々奏でてゆく。スイングビートに乗せて人妻との情事を一人二役で演じる「うわき者たち」では胡散臭い世界観が清々しいほど全開。THE BEATLES「She loves you」のフレーズで『ハッチェル、イエーイエーイエー!』と歌い、ベートーヴェン「交響曲第9番」を観客全員に合唱させ、エアギターのウィンドミル奏法が炸裂した「できそこない行進曲」で喝采の大団円。観客参加型ミュージカルのような一体感の中、トリのニートが登場。出演者に対する野次みたいな賛辞を述べ、「FARMER JOHN」からハイテンションな滑り出し。『増税になりましたんで、3%増量でやってます』と言ってのけるMCも絶好調。オール・ヴィンテージ機材のクラシカルなサウンドを直に体感できるのも生音ならでは。距離の近さも相まって、凄まじい熱気がQueを包み込んでゆく。「I CAN TELL」「BABY THAT IS ROCK & ROLL」「黒いジャンパー」の鉄板フルコースからアンコールまで、脱兎の如く駆け抜けた鮮烈なラストラン。歌あり涙あり笑いあり、ドーパミン大放出の3時間だった。今後も継続的に開催する模様なので、ナイスミドルのフロアライヴに要注目!
[文/宮本貴子 撮影/大出丈仁]
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