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Live Report ライブレポート 2014



2014.4.24
ソラタカク
裸眼 with ハックルベリーフィン/高橋徹也/橋本孝志[橋本孝志(Vo./ex.THE CHEWINGGUM WEEKEND)、上田禎(Pf.Gu.)、脇山広介(Dr./tobaccojuice)、田中俊尚(Ba.)、スズキヨウスケ(Gu./exサカシマ、she might be swimmer)]
裸眼 with ハックルベリーフィン-1
裸眼 with ハックルベリーフィン
裸眼 with ハックルベリーフィン-2
裸眼 with ハックルベリーフィン
高橋徹也-1
高橋徹也
高橋徹也-2
高橋徹也
橋本孝志-1
橋本孝志
橋本孝志-2
橋本孝志
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手練れシンガーソングライターによる百花繚乱の三つ巴戦、“ソラタカク”。トップバッターは元・THE CHEWINGGUM WEEKENDの橋本孝志。「ホール」「ベイビーバード」の2曲を上田禎(Pf.)のピアノを基調にしっとり歌い上げた後は、脇山広介(Dr.)、田中俊尚(Ba.)、スズキヨウスケ(Gu.)を加えたカルテット。一転して飛行機が滑走路から飛び立つ瞬間のようなエネルギーと躍動感あふれるバンドアンサンブルが放たれる。モニターに足をかけ、ハンドマイクでシャウトする姿は、13年のブランクを全く感じさせない。秋から新バンドを始動することも発表し、今後の展開に注目が集まりそうだ。そんな橋本と旧知の仲である高橋徹也が、Gibson ES-330 VOSを引っ提げて登場。「無口なピアノ」「ハロウィンベイビー」を弾き語り、橋本との思い出話をした後にプレイしたのは、THE CHEWINGGUM WEEKENDの「アイス」。シンコペーションを効かせたウェットでエロティックなサプライズ・カヴァーに会場中が酔いしれる。鹿島達也(Ba.)、ダブルヘッダー脇山(Dr.)を呼び込み、バンドスタイルにシフトチェンジ。憂いたっぷりの「ユニバース」、バックビートとボサノバギターが濃密に絡み合う「バタフライナイト」、そして闇を切り裂くヘッドライトのような16ビートが疾走する「真っ赤な車」で情熱的に締めくくった。トリを飾る裸眼は、ザ・カスタネッツ牧野元のソロプロジェクト。1曲目は「ニア」。アコースティックギターのストロークが弾け、そのまま「猫を待つ」へ流れ込み、フロアに優しい風が吹く。草加発の3ピースバンド、ハックルベリーフィンを迎え、ドラムのカウントから「1と1」へ。シャッフルのリズムとカズーのおもちゃみたいな音色が響き、牧野と佐久間のツインギター&コーラスも息ぴったり。合間に繰り広げられるMCも、楽曲に負けず劣らず楽しくて、自然と頬が緩んでしまう。地べたを這うようなベースラインがループするダブナンバー「Laugh」、無邪気さ全開の「GIANT STEP」、代表曲「裸眼」で本編は終了。鳴り止まない手拍子に応えて披露したのは、ザ・カスタネッツの「時間」。時には過去を振り返りながら流れていくとゆう普遍的な歌詞がイベントともリンクする、素晴らしいアンコールとなった。
[文/宮本貴子 撮影/ame]
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