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Live Report ライブレポート 2014



2014.5.4
MUSIC DAY 2014 in SHIMOKITAZAWA DESSERT on BLUE LICENSE
騒音寺/カーネーション
騒音寺-1
騒音寺
騒音寺-2
騒音寺
騒音寺-3
騒音寺
カーネーション-1
カーネーション
カーネーション-2
カーネーション
カーネーション-3
カーネーション
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音楽の日恒例 “MUSIC DAY”。トップを飾るのは結成31周年、カーネーション。SEのFrank Sinatra「Strangers in the Night」が流れ、直枝政広(Vo.Gu.)、大田譲(Ba.)、サポートメンバー張替智広(Dr.)が登場。「ハイウェイ・バス」「Annie」をプレイし、『騒音寺と久々の対決です。呼んでくれてありがとう!めちゃくちゃにしてやりましょう』と意気込みたっぷりの第一声。久々のトリオ編成とゆうこともあり、いつも以上に脂がのった肉厚アンサンブルをブルージーに鳴らし、観客を唸らせる。大田がリードボーカルの「もうあきてしまった」を歌い終えると、メガネを外し、譜面台を片し、待ってましたとばかりに「LEMON CREME」で暴れ回る。「さみだれ」の圧倒的で抒情的な音の濁流、「ジェイソン」の怒濤のグルーヴに、完膚なきまでに打ちのめされてしまった。Queと同い年、結成20周年の騒音寺が後に続く。「赤のビート~Are you ready?」のエイトビート、「ボディー・トーク・シャッフル」の3コード、「一日ってこんなに長かったっけ」のフォークサウンドと、表情豊かなスタートダッシュ。なべ(Vo.)のド派手なヒョウ柄のオールインワンから覗く素肌には、八分音符のボディペインティングが施され、さりげなくMUSIC DAYを演出。両腕高速回転、カエルジャンプ、『ウーイェー!』シャウト等、お馴染みの奇抜なパフォーマンスとハスキーヴォイスで攻めまくる。セクシーな4ビートが冴える「浮気節」では、曲間のドラムソロで素之助(Dr.)にピンスポットライトが当たる小粋なデレクション。定番曲「ニグロの血」「何とでも言いやがれ!」「乱調秋田音頭」の連続攻撃に、オーディエンスはロックンロールの底なし沼へと引きずり込まれ、トランス状態で踊り倒す。長く続けるだけではなく、常に進化、前進を繰り返す2バンドの、鮮やかなツーマンショー。お楽しみ抽選会(景品:CLUB Queの2,500円分サービスチケット/両バンドのサイン入り写真)の後は、出演者総出の「絶対死なないロックンロール」。東西モンスターバンド合体のラジカルでカオスなアンコールは、イベントのハイライト。張替の粉々に砕け散ったタンバリンが、セッションの激しさを物語っていた。
[文/宮本貴子 撮影/大出丈仁]
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