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Live Report ライブレポート 2014



2014.5.24
20周年!特冠ワンマン乱れ撃ち!CLUB Que 20th記念 ONEMAN series『OPERATION UTAGE』
メイデーパレード vol3. ~働き者に明日は来る!~
ザ・カスタネッツ -oneman-
ザ・カスタネッツ-1 ザ・カスタネッツ-2
ザ・カスタネッツ-3 ザ・カスタネッツ-4
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5月24日(土)、ザ・カスタネッツのワンマン“メイデーパレード~働き者に明日は来る~”が開催された。今年初めてというワンマンということで、会場は気の合う仲間が集まってわいわい談笑する溜まり場のような雰囲気が漂っていた。「ラプソディー」から幕が開くと、溝渕(Dr.)の骨太なリズムと小宮山(Gu.)のポップで多彩なメロディが鳴りステージは明るい照明がぴったりのあたたかな雰囲気に包まれる。歯切れ良い歌声からはまったく感じられなかったが、実はこの日、牧野(Vo.)は、数日前から風邪をこじらせていたらしく本調子ではなかったようだが、全編まんべんなくあったMCのなかでたびたびその“風邪ネタ”を触れて、若干病み上がりの独特なテンションで会場を沸かせた。そういった意味ではこの日一番の“働き者”であったが(笑)、メンバーもオーディエンスも“今日のライヴ”を楽しんで笑い飛ばす。そのアクシデントがいっそうオーディエンスとの距離を縮め、素朴なメロディとエネルギッシュに歌唱する「忘れないからね」をはじめ、極上のポップロックをじっくりとそして楽しげに披露していた。本編のラストを飾った「Through」では、まさに“日常に寄り添う”というリリックの通り、ザ・カスタネッツのサウンドとフロアの熱気が重なり、とてつもなくピースフルな空気に満ちていた。アンコールは3曲演奏され、最後は「ねないねないねない」で大いに盛り上がり、ライヴを締めくくった。それでもアンコールの声はやむことなく、牧野がステージにあらわれ感謝の気持ちを述べ、また拍手と笑顔に包まれる。最後の最後まで気持ち良いポジティブでハートウォーミングな一夜だった。
[文/大島あゆみ 撮影/ame]
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