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Live Report ライブレポート 2014



2014.8.7
"20周年だよ。VIVA YOUNG!「鵺の鳴く夜」"
フラワーカンパニーズ/騒音寺
フラワーカンパニーズ-1
フラワーカンパニーズ
騒音寺-1
騒音寺
フラワーカンパニーズ-2フラワーカンパニーズ 騒音寺-2騒音寺
フラワーカンパニーズ-1
フラワーカンパニーズ
騒音寺-3
騒音寺
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VIVA YOUNG、3日目。前日の公演では、怒髪天の増子直純が“フラカンと騒音寺のほうが先に完売したって聞いて悔しい!”と漏らしていたが、この日もCLUB Queは大入リ!灼熱の予感しかしない賑わいを見せるなか、騒音寺のステージが始まると痛快のロックンロールに身を委ねては、拳を上げる。出だしから好調にライヴを繰り広げながら、なべ(Vo.)にとって同郷つながりでもある、フラカンと数年ぶりの競演。かつて一緒に出たときにフラカンのステージに圧倒され“負けた!”と思ったことがあるとジョークを交えながら語り、自らの思いも晴らすべくラスト「Rock and roll(will never die)」まで熱いパフォーマンスを見せつけた。続くフラワーカンパニーズは、のっけから鈴木圭介(Vo.)のハーモニカが響きわたる「どっち坊主大会」から、騒音寺との競演もあってかちょっぴりロックンロールな選曲が多めでフロアは隅のほうまで大盛り上がり。トークでは、“なべさんは、本当外タレだよな。本物のスティーブン・タイラーよりスティーブン・タイラーだ!”と褒めたり、長年の付き合いだからこそ知るエピソードを語られる場面も。騒音寺、Queの20周年を祝っていたが、フラカンにとっては今年は結成5年目に上京してから20年(ただいま25周年!)。最後にプレイされた「俺たちハタチ族」は、いつになくギラギラと生き生きとしたサウンドに感じられた。アンコールでは、マエカワがなべのスーツを着て登場。追ってこーへーがマエカワのオーバーオールとハンチングを被って現れ、まさかの衣装チェンジを披露すると会場は爆笑の渦に。ラストは、全員壇上に上がり「真冬の盆踊り」で踊り散らかす。〆は、なべが手を取り全員で万歳!“ロックに、勝ちも負けもない!”声高らかに叫ばれたその言葉が、胸を強く掴み揺さぶる。生き様が滲んだロックンロール。終演直後、放心しているかのようなオーディエンスの拍手がQue全体を包んでいた。karu
[文/大島あゆみ 撮影/大出丈仁]
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