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Live Report ライブレポート 2014



2014.8.28
"CLUB Que 20周年HAPPY BIRTHDAY presents「OPERATION MAGOKORO」
HAPPY BIRTHDAY真夏の3Days!~灼熱編~"
HAPPY BIRTHDAY -oneman-
HAPPY BIRTHDAY HAPPY BIRTHDAY
HAPPY BIRTHDAY HAPPY BIRTHDAY
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HAPPY BIRTHDAYの真夏の3days灼熱編。この日を持って活動休止という道を決断した彼女たちにとって、集大成となったワンマン・ライヴ。超満員のなか、先陣を切るようにハツラツとしたあっこ(Dr.)が登場。きさ(Vo.Gu.)を呼び込み、とびっきりキュートなステージの幕を開ける。「魔法のタイムマシン」から、ときにスウィートで苦しくなるほどガーリーで、だけどときに複雑な思いばかりを募らせてふさぎ込んでしまう20代女子の等身大の思いを詰め込んだポップ・ロックを惜しげもなくプレイしていく。中盤では、片方の付け睫毛が取れたあっこが、底抜けの明るさを炸裂させながら、きさと2MCで「ゴリラップ」と「NEW ME NEW ME NEW」を披露。陽気なパレードを思わせるごきげんな空間で盛り上げた。本編ラストは「MUSIC」。ドレミの音階をオーディエンスとシンガロングするとセンチメンタルな気持ちがにじみ出て寂しげなムードでいっぱいに。アンコールではきさが思い出話を楽しげに語りつつも、ふと胸をつまらせてしまう。自身の気持ちに“やだー!もー!違うの、違うのぉ!”と笑ってごまかす場面も。きらっきらにうるんだ瞳は、最後まで、笑い飛ばした彼女自身によって、みんなの心をくすぐり、和ませていた。サポートメンバーとのエピソードなどもおおいに語り、「ありがとうまたね」など計5曲を演奏。4年間の思い出を華々しく散らすように、最後まで最高のHAPPYを残してステージを後にしたふたり。名残惜しい気持ちで胸がギュッとなりつつも、きっとまた会うときは、とびっきりのヤツを届けてくれるんだろう。そう思えるワンマンだった。ありがとう、HAPPY BIRTHDAY!
[文/大島あゆみ 撮影/栗田香那]
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