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Live Report ライブレポート 2014



2014.9.2
"20周年! 特冠ワンマン乱れ撃ち!"CLUB Que 20th記念 ONEMAN series"
『OPERATION UTAGE』『COME TOGETHER TOUR 2014』"
The Birthday -oneman-
POLYSICS
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今年5月28日にリリースした7thアルバム『COME TOGETHER』を引っ提げて、The BirthdayがCLUB Queに初登場。フェスのヘッドライナー級のアクトがキャパ280の至近距離で拝めるとあって、完全抽選制のチケットは言わずもがなソールドウト。開場するやいなや特設の柵が設けられたフロアが人で埋まってゆく。絨毯の上に並んだエフェクターの点滅するランプがワクワクを加速させる中、BGMが途切れると同時に暗転。The Crests「sixteen candles」が流れ、クハラカズユキ(Dr.)、フジイケンジ(Gu.)、ヒライハルキ(Ba.)、チバユウスケ(Vo.Gu.)が登場し、割れんばかりの歓声が起こる。音を鳴らす前から圧倒的なオーラ。「LOVE GOD HAND」の硬質なビートとデス声コーラスをど頭から叩き付け、「SAKURA」「アイノメイロアイノネイロ」と新譜からの楽曲を中心に、五感を震わす爆音ロックサウンドを放射してゆく。一転して「STAR MAN」「KNIFE」「LEMON」と情緒たっぷりなスローナンバーを3曲続けて披露し、下北沢の変貌ぶりに驚いたと短くMC。「JOIN」のジャキジャキと刻まれる裏打ちギターとシンガロング、「情熱のブルーズ」の疾走するグルーヴと猛り狂う獣のようなヴォーカルが、ボルテージをぶち上げ、「なぜか今日は」の眩いメロディーとエイトビートがオーディエンスの胸を締めつける。「星に願いを」「COME TOGETHER」「くそったれの世界」と畳みかけ、アンコールへ。「涙がこぼれそう」の冒頭“俺さ、今どこ?”の歌詞に続き、「今日は本当にどこにいるのか分かんなくなったよ。てんやがあった所にてんやがないし。今は、ファッキン下北沢!!」とチバが変わりゆく街への想いをシャウトし、壮絶な盛り上がり。鳴りやまない拍手に応え、クハラがステージへ再登場。ダンサブルなドラムソロをおっぱじめ、メンバーが順繰りに加わり、ラストチューン「ローリン」へ流れ込む。ハネまくるリズムに、ハンドマイクで歌い踊るチバのブルースハープが吹き荒れ、コール&レスポンスがこだまする、最高にゴキゲンなダブルアンコール。CLUB Que、The Birthday、双方の歴史に残る夜となった。
[文/宮本貴子 撮影/大出丈仁]
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