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Live Report ライブレポート 2014



2014.11.12-13
"Que 20th記念 2DAYS sereis [OPERATION Que HATACHI] "
1期・2期さえも分かるヤツだけが来ーい!""
the pillows
opening act> ダイナマイト☆ナオキ
the pillows-1
the pillows(12日)
the pillows-1
the pillows(12日)
the pillows-1
the pillows(13日)
the pillows-2
the pillows(13日)
ダイナマイト☆ナオキ-1
ダイナマイト☆ナオキ(12日)
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CLUB Que20周年ということでキャパシティオーバーのバンドにも関わらず、気持ちよく2デイズを引き受けてくれた。だけどやっぱり一筋縄ではいきません。まずのお題は、俺にホールの真ん中にテニスの審判みたいに高椅子に座ってろと。「さわおくんが言うなら何でもやるよ」といったものの、さすがに隅っこで超満員のお客さんに迷惑かけない程度にDJブース組んでそこに居ることにしたんだけど、くわえてDJっていうか店長がですよ、ステージからのバンドのMCに受け答えをするという前代未聞のシチュエーション。そして第2はDrのしんちゃんが8月のTheピーズの対バンで一緒になったダイナマイト☆ナオキを前座に迎えるという想定外の2つの出来事に、裏方サイドはライブ前からただならぬドヨメキがあったのです。初日は聴き味のよいセレクトのDJからナオキへ。これが想像以上にいいオープニングアクトでQueを暖めてくれた。2日目はより爆笑を誘う。そして両日とも「次はthe pillows!」のコールと共に満員だったホールの後ろに少し余裕ができるほど詰め寄るオーディエンス! 熱いね! この日ばかりはエアコン新調して快適なはずのQueが、開店当時の換気が悪かった20年前を思い起こすかのような空気。加えて滅多に聴けない初期の曲を披露すれば、当然無限にヒートアップして「ロックのライブ=ちょっと苦しい」を体現する。これはpillowsの25周年とQueの20周年がコラボして生まれた特別な時間だった。不思議なのは懐かしい感じではなくて今を攻めてる鮮烈なライブ感。歴史のある曲たちもイキイキしててエネルギッシュで昔を思い出す暇もない。思い出すのはMCの合間にさわおくんが振ってくる「Queとpillowsってどんなことがあったっけ?」と聞かれるときだけ20年間の色んな事を思い出してるんだけど、まあ上手く喋れなくて5%くらいしか言えなかった。一緒に映画を作ったり、ほんとに色んな事があったんだけど、純粋にライブを突き詰めてきたバンドだから、20年前も今も思い出す色は変らない。一貫してロックでバンドマン。そして先輩も後輩もバンドが良ければ親身に応援する姿勢。これがありそうでない独特のシーンを生んでるし、カッコいいpillowsをよりカッコよく見せちゃう。誰かにバンドってどう有るべきって聞かれたら真っ先にpillowsの名前をだすよね。2日目は鳴り止まない歓声に予定外のダブルアンコール。カッコよかった。心底感動したし、楽しかったよ。それ以外表現する言葉が見当たらない。それでもって打ち上げは6:00amですから。タフなお方たちですわ。ほんとに。
[文/二位徳裕(CLUB Que) 撮影/12日大出丈仁、13日二位徳裕(CLUB Que)]
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