CLUB Que WEBSITE

Live Report ライブレポート 2014



2014.12.6
 
フリサト -oneman-
フリサト-3 フリサト-4
フリサト-5 フリサト-6
フリサト-2
画像をクリックすると拡大表示で閲覧できます。
フリサトの約2年ぶりのワンマン。MOTHER「エイトメロディーズ」のSEが流れ、水本有(Vo.Gu.)、木村亨史(Ba.)、西川邦博(Dr.)、中澤星児(Gu./ソレカラ)、PJゆうへい(Key.)が登場。「YaYaCo-C」「そいつは秘密さ」「迷える羊」とのっけからハイテンションな選曲で突っ走り、観るたびにボリュームを増すアフロヘアを揺らしながら『フリサトワンマン@CLUB Queへようこそ!!』と水本がMC。あたたかい拍手が起こる。「都会の猫」を情熱的に歌い上げ、西川の激しいドラムソロに会場中から歓声が上がり、そのまま「青い歌」へ突入。「ふうてんさん」ではジャジーなベースラインとクラップで盛り上げ、フロントマン3人の昭和アイドルのような振り付けと掛け合いがおかしい「ジョハリの窓」など、彼らが標榜する「PRETTY&JOYFUL」が余すことなく詰め込まれたステージング。歌ありラップありのミクスチャー・ナンバー「EEE」、ラブソング「東京」、そして電子音のイントロがきらめく「カラフルでキテレツな」、どの曲からも5人体制初の単独公演に対する気合が伝わってくる。誰もが心に持つ原風景をノスタルジックに描く朴訥な世界観に、PJゆうへいのエンターテイメント性と、中澤(Gu.)のエレクトロニックなギターサウンドが加わったことで、向かうところ敵なし状態。水面に広がる波紋のように厳かなバラード「春のいろは」、キラーチューン「僕らの行方」で最高潮のまま本編終了。鳴りやまないアンコールに応え、メンバーの顔写真がでかでかとプリントされたオフィシャルTシャツに着替えた面々が再登場。「夢にまでみた」「ハジマリノート」で高らかに未来への決意表明を鳴らし、2時間に渡るライヴは幕を閉じた。来年のCD発売情報も解禁したフリサト。今後の動向に目が離せない。
[文/宮本貴子 撮影/伊藤惇]
※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。

MENU

WWW このサイト内
Copyright © CLUB Que SHIMOKITAZAWA All rights reserved.